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令和5年度厚生労働科学研究の概要 (75 ページ)
出典
公開元URL | https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529 |
出典情報 | 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》 |
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・これまでに開発された転倒リスクや腰痛リスクを可視化するツールの効果が学術的に検証
されておらず、またこれらのツールの事業場から労働者への提供、ツールに対する労働者の理
解が進んでいない。そのため、各種ツールの労働災害発生率の減少効果を検証するとともに、
ナッジを活用した効果的な介入資材を設計し、資材の提示による実際行動変容の効果を検証す
る。
○高年齢労働者等の身体的能力のデータ分析とその結果に基づく転倒予防に関する効果検証
のための研究
・エイジフレンドリーガイドラインに基づく取組状況の調査、取組の効果検証を行う。
○職場における女性の健康保持増進に係る産業保健活動の研究
・職場における女性の健康保持増進に係る産業保健活動を推進するために、女性の需要やニー
ズ、各種対策の効果等に係るデータやエビデンスの収集を行う。
○長期の治療等を要する患者の就労が予後に与える影響の検証のための研究
・治療と仕事の両立の医学的価値に関する医療関係者の認知率の向上を図るために、長期の治
療等を要する患者の就労が予後に与える影響について文献レビュー及び適切な予後指標の検
討を行い、本邦における患者登録データベースの拡充方針の提案を行う。
○有効な呼吸用保護具(マスク)の選択、使用等のための技術的手法の確立に向けた研究
・呼吸用保護具の適切な装着を徹底させるため、被験者試験、実証実験等を踏まえ、現場での
持続可能な定量的シールチェックの方法及びより簡便な定量的フィットテストの手法等を確
立する。
5.令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実用
化に向けた取組
○テレワークの常態化による労働者の筋骨格系への影響や生活習慣病との関連性を踏まえた
具体的方策に資する研究
・「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」の見直しや同ガイドライ
ンの円滑な施行に当たって事業者に提示する啓発資料に資する。
○車両系建設機械等の自動制御システム等の普及に伴う労働災害発生リスクの研究
・自動制御システム等により操作される車両系建設機械の近傍で労働者が作業に従事する場
合の安全対策についてガイドライン等を策定する。
○有効な呼吸用保護具(マスク)の選択、使用等のための技術的手法に関する研究
・シールチェックの方法及び評価基準等のうち、自律的管理において事業者が参照し得るよう
行政通達や業種別作業別ガイドラインにおいて示すとともに、保護具着着用管理責任者、職
長、労働者(着用者)に対する教育メニューとして用いる。
・フィットテストの手法等について、労働安全衛生法令に基づく告示、日本産業規格 T8150(呼
吸要保護具の選択、使用及び保守管理方法)の次期改正の基礎資料とするとともに、フィット
テスト実施者(基安化発 0406 第 1 号)が参照し得るよう行政通達等で示す。
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されておらず、またこれらのツールの事業場から労働者への提供、ツールに対する労働者の理
解が進んでいない。そのため、各種ツールの労働災害発生率の減少効果を検証するとともに、
ナッジを活用した効果的な介入資材を設計し、資材の提示による実際行動変容の効果を検証す
る。
○高年齢労働者等の身体的能力のデータ分析とその結果に基づく転倒予防に関する効果検証
のための研究
・エイジフレンドリーガイドラインに基づく取組状況の調査、取組の効果検証を行う。
○職場における女性の健康保持増進に係る産業保健活動の研究
・職場における女性の健康保持増進に係る産業保健活動を推進するために、女性の需要やニー
ズ、各種対策の効果等に係るデータやエビデンスの収集を行う。
○長期の治療等を要する患者の就労が予後に与える影響の検証のための研究
・治療と仕事の両立の医学的価値に関する医療関係者の認知率の向上を図るために、長期の治
療等を要する患者の就労が予後に与える影響について文献レビュー及び適切な予後指標の検
討を行い、本邦における患者登録データベースの拡充方針の提案を行う。
○有効な呼吸用保護具(マスク)の選択、使用等のための技術的手法の確立に向けた研究
・呼吸用保護具の適切な装着を徹底させるため、被験者試験、実証実験等を踏まえ、現場での
持続可能な定量的シールチェックの方法及びより簡便な定量的フィットテストの手法等を確
立する。
5.令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実用
化に向けた取組
○テレワークの常態化による労働者の筋骨格系への影響や生活習慣病との関連性を踏まえた
具体的方策に資する研究
・「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」の見直しや同ガイドライ
ンの円滑な施行に当たって事業者に提示する啓発資料に資する。
○車両系建設機械等の自動制御システム等の普及に伴う労働災害発生リスクの研究
・自動制御システム等により操作される車両系建設機械の近傍で労働者が作業に従事する場
合の安全対策についてガイドライン等を策定する。
○有効な呼吸用保護具(マスク)の選択、使用等のための技術的手法に関する研究
・シールチェックの方法及び評価基準等のうち、自律的管理において事業者が参照し得るよう
行政通達や業種別作業別ガイドラインにおいて示すとともに、保護具着着用管理責任者、職
長、労働者(着用者)に対する教育メニューとして用いる。
・フィットテストの手法等について、労働安全衛生法令に基づく告示、日本産業規格 T8150(呼
吸要保護具の選択、使用及び保守管理方法)の次期改正の基礎資料とするとともに、フィット
テスト実施者(基安化発 0406 第 1 号)が参照し得るよう行政通達等で示す。
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