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令和5年度厚生労働科学研究の概要 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529 |
出典情報 | 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》 |
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・政府全体の公的統計の整備に関する施策の推進に貢献する。
2.これまでの研究成果の概要
○「我が国における ICD-11 コーディング導入に関する問題点の抽出と解決及び先進国における
疾病統計に係る情報分析」では、ICD-11 への準備状況について 17 カ国へ調査を行い、我が国に
おける今後の検討の参考となる結果を得た。(令和3年度終了)
○「NDB データから患者調査各項目及び OECD 医療の質指標を導くためのアルゴリズム開発にか
かる研究」では、患者調査の一部の調査項目における NDB データを活用した算出方法を提案し、
患者調査の調査手法の検討に資する基礎資料の作成に貢献した。また、OECD の指標の導出にお
ける NDB データの活用可能性を見いだすことにより、国際比較可能な数値の算出方法を提案し
た。(令和2年度終了)
○「医療・介護連携を促進するための国際生活機能分類を用いた評価と情報共有の仕組みの構
築」では、ICF サブセット日本版の再現性を確立し、さらに採点支援アプリケーションソフトを
開発した。(令和元年度終了)
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
○「International Classification of Health Interventions (ICHI) の我が国への普及のた
めの研究」
ICHI は新しい国際統計分類であり、WHO では 2023 年に ICHI の採択を目指している。今後採
択に向けての検討事項が多々示されてくることが想定されるため、令和5年度の研究内容が多
岐にわたることが予想されており、研究をさらに推進する必要がある。
4.令和5年度に新規研究課題として優先的に推進するもの
○「多様な現場での ICF の円滑な実用化及び統計への応用に向けた研究」
ICF については、WHO の動向を踏まえ、社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門委員会に
おいてその活用方法を検討してきた。令和3年9月に開催された第 22 回委員会において、今後
の当面の検討課題として、実用的な評価セットの検討、疾病統計への応用方法の検討、教育ツー
ルの開発と教育環境の構築、国際的な貢献の4点が掲げられたところであり、本研究ではこれ
らの観点から ICF の実用化及び統計への活用の検証を行う。
○「統計基準「疾病、傷害及び死因の統計分類」の告示改正に関する公的統計への影響分析の研
究」
WHO は 2022 年に ICD-11 を発効した。我が国において、ICD は統計法に基づく統計基準として
告示されており、現行の ICD-10 から ICD-11 への移行に伴う検証が必要である。特に、告示さ
れている分類表のうち疾病分類表及び死因分類表に相当するものが今後公表される予定である
ため、現行の分類表との比較検証を行い、公的統計への影響について分析を行う。
5..令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実用
化に向けた取組
○「多様な現場での ICF の円滑な実用化及び統計への応用に向けた研究」
2022 年に WHO から発効された ICD-11 において、補助セクションとして第 V 章に ICF の項目
が組み込まれた。本研究課題の成果等を活用し、ICD-11 第 V 章と他章を組み合わせることによ
り、臨床現場での活用が広がることが期待される。また、ICF の実用化の研究を推進することに
より、国際的な ICF の検討を我が国がリードすることができる。
○「統計基準「疾病、傷害及び死因の統計分類」の告示改正に関する公的統計への影響分析の研
究」
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2.これまでの研究成果の概要
○「我が国における ICD-11 コーディング導入に関する問題点の抽出と解決及び先進国における
疾病統計に係る情報分析」では、ICD-11 への準備状況について 17 カ国へ調査を行い、我が国に
おける今後の検討の参考となる結果を得た。(令和3年度終了)
○「NDB データから患者調査各項目及び OECD 医療の質指標を導くためのアルゴリズム開発にか
かる研究」では、患者調査の一部の調査項目における NDB データを活用した算出方法を提案し、
患者調査の調査手法の検討に資する基礎資料の作成に貢献した。また、OECD の指標の導出にお
ける NDB データの活用可能性を見いだすことにより、国際比較可能な数値の算出方法を提案し
た。(令和2年度終了)
○「医療・介護連携を促進するための国際生活機能分類を用いた評価と情報共有の仕組みの構
築」では、ICF サブセット日本版の再現性を確立し、さらに採点支援アプリケーションソフトを
開発した。(令和元年度終了)
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
○「International Classification of Health Interventions (ICHI) の我が国への普及のた
めの研究」
ICHI は新しい国際統計分類であり、WHO では 2023 年に ICHI の採択を目指している。今後採
択に向けての検討事項が多々示されてくることが想定されるため、令和5年度の研究内容が多
岐にわたることが予想されており、研究をさらに推進する必要がある。
4.令和5年度に新規研究課題として優先的に推進するもの
○「多様な現場での ICF の円滑な実用化及び統計への応用に向けた研究」
ICF については、WHO の動向を踏まえ、社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門委員会に
おいてその活用方法を検討してきた。令和3年9月に開催された第 22 回委員会において、今後
の当面の検討課題として、実用的な評価セットの検討、疾病統計への応用方法の検討、教育ツー
ルの開発と教育環境の構築、国際的な貢献の4点が掲げられたところであり、本研究ではこれ
らの観点から ICF の実用化及び統計への活用の検証を行う。
○「統計基準「疾病、傷害及び死因の統計分類」の告示改正に関する公的統計への影響分析の研
究」
WHO は 2022 年に ICD-11 を発効した。我が国において、ICD は統計法に基づく統計基準として
告示されており、現行の ICD-10 から ICD-11 への移行に伴う検証が必要である。特に、告示さ
れている分類表のうち疾病分類表及び死因分類表に相当するものが今後公表される予定である
ため、現行の分類表との比較検証を行い、公的統計への影響について分析を行う。
5..令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実用
化に向けた取組
○「多様な現場での ICF の円滑な実用化及び統計への応用に向けた研究」
2022 年に WHO から発効された ICD-11 において、補助セクションとして第 V 章に ICF の項目
が組み込まれた。本研究課題の成果等を活用し、ICD-11 第 V 章と他章を組み合わせることによ
り、臨床現場での活用が広がることが期待される。また、ICF の実用化の研究を推進することに
より、国際的な ICF の検討を我が国がリードすることができる。
○「統計基準「疾病、傷害及び死因の統計分類」の告示改正に関する公的統計への影響分析の研
究」
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