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令和5年度厚生労働科学研究の概要 (3 ページ)

公開元URL https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529
出典情報 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》
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医療の具体的な評価指標の検討を行った。
○「入院医療の評価のための DPC データの活用及びデータベースの活用に関する研究(令和2
年度~令和3年度)」では、令和4年度診療報酬改定に向け、診断群分類点数表の精緻化等に
資する検討を行った。また、DPC データの第三者提供に関して、個票データ提供に係る検討を
行い、検討会の議論に資する資料作成等を行った。
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
なし
4.令和5年度に新規研究課題として優先的に推進するもの
①人生 100 年時代に備えるための高齢者向け啓発プログラムの開発等に関する研究
高齢者が孤独・孤立状態に至ることなく、人生の終わりまで安心して自分らしく暮らしてい
くため、高齢者向け啓発プログラムのニーズやその適切な介入時期等に係る調査分析、効果的
なプログラムの開発、試行的実施を踏まえた政策提言を行う。
②令和6年度施行予定の時間外労働時間の上限規制に資する医師を対象とした勤怠管理の IT
ツールの開発と効果、望ましい機能と仕様に関する研究
改正医療法で求められる代償休息の取得、勤務時間インターバルを考慮したシフト作成支援
ツールの機能要件の整理とパイロット版の作成、法令遵守チェックのリスト等を作成する。
③市町村における包括的支援体制の整備に係る評価の枠組みの構築に資する研究
重層的支援体制整備事業をはじめとする様々な分野が連携した包括的な支援体制の整備に
ついては、事業評価の手法が確立していない。そのため、体制構築に向けた取組や取組前後の
変化等を検証することにより、体制整備に関するプロセス評価など評価枠組みを構築する。
④レセプト情報、特定健診等情報を用いた医療保健事業・施策等のエビデンス構築等に資する
研究
生活習慣病の発症・重症化予防等の健康寿命延伸に係る事業等が保険者で実施されている
が、これらの事業の普及推進においては、健康増進効果や費用対効果等の事業効果に係るエビ
デンスが重要であり、NDB 等を用いたエビデンスの構築を目標とする。
⑤ポストコロナ時代における人口動態と社会変化の見通しに資する研究
ポストコロナ時代の将来人口・世帯推計について高精度の推計結果を提供するため、各種統
計の個票データ等を活用することにより、新型コロナウイルスの感染拡大が人口動態(出生・
死亡・移動(国内、国際))に与える影響を分析する。
5..令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実
用化に向けた取組
①人生 100 年時代に備えるための高齢者向け啓発プログラムの開発等に関する研究
孤独・孤立対策や地域づくり政策に関する議論の際に活用する。また、好事例集や教材・マ
ニュアル等の開発により、各地域における高齢者向け啓発プログラムの実践における活用が見
込まれる。
②令和6年度施行予定の時間外労働時間の上限規制に資する医師を対象とした勤怠管理の IT
ツールの開発と効果、望ましい機能と仕様に関する研究
令和6年度施行予定の医師の時間外労働時間の上限規制に対応した IT ツールの開発と効
果、望ましい機能と仕様を示すことで、医療機関が利用する労務管理 IT ツールの基本機能が
明確化し、事務負担を軽減しつつも、適切な法令遵守の可能な IT ツールの普及に寄与するこ
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