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令和5年度厚生労働科学研究の概要 (41 ページ)

公開元URL https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529
出典情報 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》
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フト等を実施することで持続可能なプロセスとなることが期待される。そして提供施設・移
植施設の働き方改革の推進につながり、より円滑な臓器・組織移植医療の体制構築に寄与す
る。また現状解析から臓器・組織移植医療の推進の課題を抽出し、「臓器の移植に関する法
律」の運用指針(ガイドライン)等で該当する箇所の改定を行う。
【造血幹細胞移植分野】
◯継続課題により、より良質な臍帯血の採取技術・調製保存方法が確立し、臍帯血の安定供給、
品質向上が期待できる。また、「移植に用いる臍帯血の品質の確保のための基準に関する省
令の運用に関する指針」の改訂に向けた政策提言がなされる。骨髄バンクと連携して、若年
ドナーを増加させる取組やドナー家族への造血幹細胞の提供に関する理解を促進させる取
組が行われる。さらに移植源の選択がより明確になり、ドナー登録者数や臍帯血公開本数の
目標が明確になる。
◯新規課題により、コーディネート期間がより短縮し、適切なタイミングで造血幹細胞が提供
される機会が増加する。また、末梢血幹細胞移植などの診療ガイドラインの作成・改訂等が
行われ、全国の造血幹細胞移植の治療成績向上に寄与する。

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