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令和5年度厚生労働科学研究の概要 (25 ページ)
出典
公開元URL | https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529 |
出典情報 | 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》 |
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を活用した血液検査など負荷の低い健診に向けた健診内容の見直しや簡素化についての検討
が必要とされている。令和6年度に予定している次期「標準的な健診・保健指導プログラ
ム」の改訂に研究結果を反映させることを目的としているため、これらに関するエビデンス
の収集・構築や、実行可能性のある健診方法の提案等に向けてより詳細な研究が求められ
る。
○生活習慣病管理分野
「循環器病対策推進基本計画に基づいた、都道府県の有用な目標指標の設定のための研究」
循環器病対策推進基本計画に基づく各都道府県の計画内容を把握し、各自治体において重要
性が高く、抽出可能な施策及び指標を同定し、全国で統一的に使用可能な、適切な目標・指標
を早急にまとめる必要がある。
4.令和5年度に新規研究課題として優先的に推進するもの
○健康づくり分野
「国民健康づくり運動における住環境整備のための研究」
健康住宅に求められる条件を整理し、健康住宅のガイドライン作成に資する成果を得るとと
もに、住居環境改善による健康増進効果について整理する。
○健診・保健指導分野
「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
習慣的喫煙者に対し、効果的かつ持続的な禁煙支援法の検証を行い、喫煙者本人の健康増進
及び周囲への受動喫煙対策に資する成果を得る。
○生活習慣病管理分野
「循環器病の再発・合併症・重症化予防を、効果的に行う施策を検討する研究」
循環器病は再発しやすく、また合併症をきたす頻度も多く、重症化しやすいことが知られて
いるが、それらの明確な予防方法は明らかではない。そのため循環器病の再発・合併・重症化
予防について、これまでの科学的エビデンスをまとめ、ガイドラインなどの作成を行う。
5.令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実用
化に向けた取組
「国民健康づくり運動における住環境整備のための研究」
令和6年度より開始予定の次期国民健康づくり運動では、健康づくりを行う上での環境整備
の観点についても検討を行うため、健康増進のために住居環境に必要な要素を抽出し、健康づ
くり施策に反映させることを検討する。
「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
2020 年4月1日から改正健康増進法が全面施行され、「望まない受動喫煙のない社会の実
現」が目標として掲げられているが、喫煙行動の改善や、喫煙者の禁煙支援の観点で十分な支
援ができていない。本研究の成果を踏まえて、自治体や職場におけるより効果的で、無理のな
い禁煙支援の体制を構築する。
「循環器病の再発・合併症・重症化予防を、効果的に行う施策を検討する研究」
循環器病予防についてのこれまでの科学的エビデンスをまとめ、ガイドラインを作成し、循
環器病の再発・合併症・重症化予防について周知を図る。
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が必要とされている。令和6年度に予定している次期「標準的な健診・保健指導プログラ
ム」の改訂に研究結果を反映させることを目的としているため、これらに関するエビデンス
の収集・構築や、実行可能性のある健診方法の提案等に向けてより詳細な研究が求められ
る。
○生活習慣病管理分野
「循環器病対策推進基本計画に基づいた、都道府県の有用な目標指標の設定のための研究」
循環器病対策推進基本計画に基づく各都道府県の計画内容を把握し、各自治体において重要
性が高く、抽出可能な施策及び指標を同定し、全国で統一的に使用可能な、適切な目標・指標
を早急にまとめる必要がある。
4.令和5年度に新規研究課題として優先的に推進するもの
○健康づくり分野
「国民健康づくり運動における住環境整備のための研究」
健康住宅に求められる条件を整理し、健康住宅のガイドライン作成に資する成果を得るとと
もに、住居環境改善による健康増進効果について整理する。
○健診・保健指導分野
「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
習慣的喫煙者に対し、効果的かつ持続的な禁煙支援法の検証を行い、喫煙者本人の健康増進
及び周囲への受動喫煙対策に資する成果を得る。
○生活習慣病管理分野
「循環器病の再発・合併症・重症化予防を、効果的に行う施策を検討する研究」
循環器病は再発しやすく、また合併症をきたす頻度も多く、重症化しやすいことが知られて
いるが、それらの明確な予防方法は明らかではない。そのため循環器病の再発・合併・重症化
予防について、これまでの科学的エビデンスをまとめ、ガイドラインなどの作成を行う。
5.令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は実用
化に向けた取組
「国民健康づくり運動における住環境整備のための研究」
令和6年度より開始予定の次期国民健康づくり運動では、健康づくりを行う上での環境整備
の観点についても検討を行うため、健康増進のために住居環境に必要な要素を抽出し、健康づ
くり施策に反映させることを検討する。
「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
2020 年4月1日から改正健康増進法が全面施行され、「望まない受動喫煙のない社会の実
現」が目標として掲げられているが、喫煙行動の改善や、喫煙者の禁煙支援の観点で十分な支
援ができていない。本研究の成果を踏まえて、自治体や職場におけるより効果的で、無理のな
い禁煙支援の体制を構築する。
「循環器病の再発・合併症・重症化予防を、効果的に行う施策を検討する研究」
循環器病予防についてのこれまでの科学的エビデンスをまとめ、ガイドラインを作成し、循
環器病の再発・合併症・重症化予防について周知を図る。
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