よむ、つかう、まなぶ。
令和5年度厚生労働科学研究の概要 (68 ページ)
出典
公開元URL | https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529 |
出典情報 | 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
平成 30(2018)年の保健師助産師看護師学校養成所指定規則(省令)の改正で見直され
た看護師養成所2年課程(通信制)の入学要件である業務経験年数の短縮等が、入学者・
教育体制等に与えた影響が明らかになった。
・ 「今後の社会情勢や助産師の活躍の場の発展を見据えた技術教育の内容及び方法の確
立のための研究」では、国内外の分べん介助技術に関する教育の実態把握を行った(令
和4年度継続中)。
③ 医療安全の推進
・ 「医療機関における医療機器安全管理の実態調査に関する研究」では、当該指針を普及
啓発するために医療機関向けポスター及びウェブサイトの作成を行った(令和3年度)。
④ 医療の質の確保等
・ 「感染症の国際的流行等を踏まえた外国人患者の受入れ環境整備に向けた研究」では、
本邦の外国人医療の現状と課題が分析され、「外国人患者受入れのための医療機関向けマ
ニュアル」が改訂された。(令和3年度)
・ 「医師の労働時間短縮のための手法に関する検討」では、現行制度の下で実施可能な多
職種共同化の業務のうち、患者からの同意書取得業務の調査を行った結果、業務を定型化
することによって医師の労働時間を短縮する可能性があることが示唆された(令和3年度
~継続中)
。
・ 「特定行為研修の修了者の活用に際しての方策に関する研究」では、看護師の行う特定
行為が与える影響に関するベンチマーク評価を可能とする、大規模データベースを構築し
た(令和3年度)。
・ 「特定行為研修修了者の複数配置に関する実態把握及び有効活用に影響する要因の調
査」では、特定行為研修修了者の配置に係る修了者のガイドラインを策定した(令和3年
度)
。
・ 「医療の質及び患者アウトカムの向上に資する、看護ニーズに基づく適切な看護
サ
ービス・マネジメント手法の開発(令和3年度~継続中)」では、医療の質及び患者アウト
カムに影響する看護関連指標に関する文献的整理と事前調査を実施し、一部の指標の開発
を行った。
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
・ 「ドクターヘリの適正利用および安全運行に関する研究」
ドクターヘリが夜間飛行を行った際に得られる医療効果、経済効果を推定するために新た
にデータ解析のための専門家を研究分担者としてより詳細な推定を行う必要がある。
・ 「救急救命士が行う業務の質の向上に資する研究」
国家戦略特区諮問会議において、スーパーシティで先行的に実施する救命救急処置の結論
を令和4年度中に得ることが決定されたため、先行的な実証に向けて、安全性を担保する実
証体制について重点的に研究を推進する必要がある。
・ 「将来の医療需要を踏まえた外来及び在宅医療の提供体制の研究」
令和4年4月 1 日に外来機能報告が施行され、地域において医療資源を重点的に活用す
る外来を地域で基幹的に担う医療機関として、令和5年3月までに「紹介受診重点医療機関」
の明確化がなされる予定であり、令和5年度においては令和4年度(初年度)の外来機能報
告及び都道府県における協議の場での議論の内容を踏まえ、紹介受診重点医療機関や外来機
能報告の報告項目等について実態調査及びデータ分析等を行う。
・ 「特定行為にかかる評価指標を用いた活動実態調査研究」
指定研修機関が増加しており、今後、修了者の増加が予測され、データ入力の数が急速に
増加することが見込まれるため、データを入力処理する体制や環境を整備する必要がある。
・ 「外国人患者の効果的な受入環境整備に向けた研究」
医療現場での様々な場面における多言語音声翻訳技術の精度を分析し、現在の技術の特徴や
67
た看護師養成所2年課程(通信制)の入学要件である業務経験年数の短縮等が、入学者・
教育体制等に与えた影響が明らかになった。
・ 「今後の社会情勢や助産師の活躍の場の発展を見据えた技術教育の内容及び方法の確
立のための研究」では、国内外の分べん介助技術に関する教育の実態把握を行った(令
和4年度継続中)。
③ 医療安全の推進
・ 「医療機関における医療機器安全管理の実態調査に関する研究」では、当該指針を普及
啓発するために医療機関向けポスター及びウェブサイトの作成を行った(令和3年度)。
④ 医療の質の確保等
・ 「感染症の国際的流行等を踏まえた外国人患者の受入れ環境整備に向けた研究」では、
本邦の外国人医療の現状と課題が分析され、「外国人患者受入れのための医療機関向けマ
ニュアル」が改訂された。(令和3年度)
・ 「医師の労働時間短縮のための手法に関する検討」では、現行制度の下で実施可能な多
職種共同化の業務のうち、患者からの同意書取得業務の調査を行った結果、業務を定型化
することによって医師の労働時間を短縮する可能性があることが示唆された(令和3年度
~継続中)
。
・ 「特定行為研修の修了者の活用に際しての方策に関する研究」では、看護師の行う特定
行為が与える影響に関するベンチマーク評価を可能とする、大規模データベースを構築し
た(令和3年度)。
・ 「特定行為研修修了者の複数配置に関する実態把握及び有効活用に影響する要因の調
査」では、特定行為研修修了者の配置に係る修了者のガイドラインを策定した(令和3年
度)
。
・ 「医療の質及び患者アウトカムの向上に資する、看護ニーズに基づく適切な看護
サ
ービス・マネジメント手法の開発(令和3年度~継続中)」では、医療の質及び患者アウト
カムに影響する看護関連指標に関する文献的整理と事前調査を実施し、一部の指標の開発
を行った。
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
・ 「ドクターヘリの適正利用および安全運行に関する研究」
ドクターヘリが夜間飛行を行った際に得られる医療効果、経済効果を推定するために新た
にデータ解析のための専門家を研究分担者としてより詳細な推定を行う必要がある。
・ 「救急救命士が行う業務の質の向上に資する研究」
国家戦略特区諮問会議において、スーパーシティで先行的に実施する救命救急処置の結論
を令和4年度中に得ることが決定されたため、先行的な実証に向けて、安全性を担保する実
証体制について重点的に研究を推進する必要がある。
・ 「将来の医療需要を踏まえた外来及び在宅医療の提供体制の研究」
令和4年4月 1 日に外来機能報告が施行され、地域において医療資源を重点的に活用す
る外来を地域で基幹的に担う医療機関として、令和5年3月までに「紹介受診重点医療機関」
の明確化がなされる予定であり、令和5年度においては令和4年度(初年度)の外来機能報
告及び都道府県における協議の場での議論の内容を踏まえ、紹介受診重点医療機関や外来機
能報告の報告項目等について実態調査及びデータ分析等を行う。
・ 「特定行為にかかる評価指標を用いた活動実態調査研究」
指定研修機関が増加しており、今後、修了者の増加が予測され、データ入力の数が急速に
増加することが見込まれるため、データを入力処理する体制や環境を整備する必要がある。
・ 「外国人患者の効果的な受入環境整備に向けた研究」
医療現場での様々な場面における多言語音声翻訳技術の精度を分析し、現在の技術の特徴や
67