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【資料２】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024（たたき台） (134 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
| 出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会（第12回 1／8）《厚生労働省》 |
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② 水産動物
動物用抗菌剤のうち、水産動物（海水魚、淡水魚及び観賞魚）に対する推定販売量（原末換算）を
表に示した。2013 年から 2022 年における推定販売量は 119.91ｔから 201.05ｔの範囲であり、動物
用抗菌剤全体の販売量の 13.4％から 27.7%を占めた。販売量が最も多い抗菌剤は、2015 年までテト
ラサイクリン系であったが、2016 年から 2021 年まではマクロライド系（エリスロマイシン）であ
り、2022 年は再びテトラサイクリン系が逆転した。2013 年から 2022 年への販売量の増加（約 82ｔ）
は、マクロライド系（エリスロマイシン）の販売量の増加によるものであり、これは 2013 年頃から
発生が確認されているⅡ型及び 2021 年頃から発生が確認されているⅢ型のα溶血性レンサ球菌によ
る感染症の発生及び治療に伴うものと推測された。一方でマクロライド系（エリスロマイシン）販売
量の減少は、両成分に加え FF 及び LCM を含む医薬品も承認されており、2022 年に複数の承認薬の
適正使用等を再度周知した結果、マクロライド系のみを使用しなくなったこと等が理由と推測される。
なお、2022 年におけるマクロライド系（エリスロマイシン）が 73.68 t であり、前年の 84.69 t から
11.01 t 減少した。
なお、ヒトの医療に重要な第３世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系等は、水産用医薬
品としては承認されていない。
表 705
水産動物（海水魚、淡水魚及び観賞魚）に対する推定販売量（原末換算）（ｔ）
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
2022 年
16.31
13.87
14.38
14.62
14.66
12.85
17.01
19.21
14.29
16.16
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Aminoglycosides
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Macrolides
21.70
17.13
38.05
61.44
68.87
82.61
107.40
101.01
84.69
73.68
Lincosamides
3.02
6.56
4.90
6.12
5.73
5.91
4.88
3.82
3.19
3.94
Tetracyclines
53.78
49.01
57.62
50.89
61.05
52.55
69.57
63.84
68.84
79.28
Peptides
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Other antibioitics
0.27
0.42
0.16
0.42
0.47
0.63
0.32
0.80
0.16
0.31
Sulfonamides
7.68
8.59
11.71
16.74
14.39
9.64
15.56
13.36
17.53
21.49
Quinolones
0.79
1.71
1.51
1.58
1.53
1.47
2.45
2.15
1.56
2.03
Fluoroquinolones
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Amphenicols
1.87
1.01
2.33
1.67
1.77
1.53
3.48
2.43
2.78
2.99
14.46
1.76
1.24
1.57
1.36
1.34
1.35
1.23
1.55
1.45
0.02
0.04
0.02
0.04
0.06
0.02
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0.12
0.13
0.16
119.91
100.09
131.91
155.08
169.88
168.54
222.05
207.98
194.72
201.50
Penicillins
Cephalosporins
（total）
1st generation
cephalosporins
2nd generation
cephalosporins
3rd generation
cephalosporins
Furan and
derivatives
Other synthetic
antibacterials
合計
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② 水産動物
動物用抗菌剤のうち、水産動物（海水魚、淡水魚及び観賞魚）に対する推定販売量（原末換算）を
表に示した。2013 年から 2022 年における推定販売量は 119.91ｔから 201.05ｔの範囲であり、動物
用抗菌剤全体の販売量の 13.4％から 27.7%を占めた。販売量が最も多い抗菌剤は、2015 年までテト
ラサイクリン系であったが、2016 年から 2021 年まではマクロライド系（エリスロマイシン）であ
り、2022 年は再びテトラサイクリン系が逆転した。2013 年から 2022 年への販売量の増加（約 82ｔ）
は、マクロライド系（エリスロマイシン）の販売量の増加によるものであり、これは 2013 年頃から
発生が確認されているⅡ型及び 2021 年頃から発生が確認されているⅢ型のα溶血性レンサ球菌によ
る感染症の発生及び治療に伴うものと推測された。一方でマクロライド系（エリスロマイシン）販売
量の減少は、両成分に加え FF 及び LCM を含む医薬品も承認されており、2022 年に複数の承認薬の
適正使用等を再度周知した結果、マクロライド系のみを使用しなくなったこと等が理由と推測される。
なお、2022 年におけるマクロライド系（エリスロマイシン）が 73.68 t であり、前年の 84.69 t から
11.01 t 減少した。
なお、ヒトの医療に重要な第３世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系等は、水産用医薬
品としては承認されていない。
表 705
水産動物（海水魚、淡水魚及び観賞魚）に対する推定販売量（原末換算）（ｔ）
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
2022 年
16.31
13.87
14.38
14.62
14.66
12.85
17.01
19.21
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Aminoglycosides
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Macrolides
21.70
17.13
38.05
61.44
68.87
82.61
107.40
101.01
84.69
73.68
Lincosamides
3.02
6.56
4.90
6.12
5.73
5.91
4.88
3.82
3.19
3.94
Tetracyclines
53.78
49.01
57.62
50.89
61.05
52.55
69.57
63.84
68.84
79.28
Peptides
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Other antibioitics
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0.42
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Sulfonamides
7.68
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16.74
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15.56
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Quinolones
0.79
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1.56
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Fluoroquinolones
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Amphenicols
1.87
1.01
2.33
1.67
1.77
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1.57
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1.55
1.45
0.02
0.04
0.02
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119.91
100.09
131.91
155.08
169.88
168.54
222.05
207.98
194.72
201.50
Penicillins
Cephalosporins
（total）
1st generation
cephalosporins
2nd generation
cephalosporins
3rd generation
cephalosporins
Furan and
derivatives
Other synthetic
antibacterials
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