【資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(たたき台) (80 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》 |
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ⅱ. Klebsiella spp.
Klebsiella spp.では K. pneumoniae が最も多く、他に K. oxytoca 及び K. aerogenes が収集された。
2023 年は、猫由来株の CEZ、セファレキシン(CEX)、CTX、SM、GM、TC、NA、CPFX 及び ST に
対して 40%を超える耐性率が認められた。一方、犬及び猫由来株の KM に対する耐性率は 20%未満で
あった。ヒトの医療で重要な抗菌剤については、犬及び猫由来株でそれぞれ CTX に対しては 23.5%、
65.4%、CPFX に対しては 24.7%、59.6%、CL に対しては 4.9%、及び 0.0%、MEPM に対しては 1.2%
及び 0.0%であった。
表 64
薬剤
CEZ
CEX
疾病にり患した犬及び猫由来の Klebsiella spp.の耐性率の推移(%)
BP
動物種
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
2022 年
2023 年
犬
49.3
48.0
42.0
45.8
44.0
39.3
30.9
猫
85.2
90.0
67.6
61.3
69.3
68.1
69.2
犬
46.7
48.0
42.0
45.8
44.0
36.0
32.1
猫
85.2
80.0
62.2
58.1
64.0
68.1
69.2
犬
41.3
40.0
34.6
34.9
37.4
33.7
23.5
猫
77.8
80.0
56.8
48.4
56.0
62.3
65.4
犬
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
1.2
猫
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
犬
25.3
34.0
29.6
31.3
30.8
32.6
19.8
猫
55.6
55.0
59.5
41.9
52.0
46.4
42.3
犬
25.3
28.0
21.0
28.9
24.2
30.3
14.8
猫
59.3
55.0
40.5
33.9
44.0
49.3
32.7
犬
8.0
12.0
6.2
10.8
9.9
9.0
3.7
猫
22.2
20.0
13.5
12.9
9.3
18.8
11.5
犬
32.0
44.0
30.9
33.7
26.4
30.3
19.8
猫
55.6
65.0
48.6
40.3
56.0
52.2
44.2
犬
24.0
32.0
19.8
25.3
20.9
21.3
19.8
猫
25.9
45.0
16.2
25.8
26.7
27.5
13.5
犬
1.3
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
4.9
猫
3.7
0.0
0.0
1.6
4.0
2.9
0.0
犬
49.3
60.0
46.9
48.2
54.9
48.3
29.6
猫
81.5
95.0
81.1
54.8
77.3
79.7
59.6
1*(~2017:
犬
42.7
56.0
46.9
44.6
49.5
43.8
24.7
4*)
猫
81.5
90.0
75.7
56.5
73.3
72.5
59.6
犬
40.0
46.0
37.0
39.8
38.5
37.1
27.2
猫
74.1
70.0
56.8
43.5
54.7
60.9
57.7
犬
75
50
81
83
91
89
81
猫
27
20
37
62
75
69
52
32*
32†
CTX
4*
MEPM
4*
SM
32†
GM
16*
KM
64*
TC
16*
CP
32*
CL
4*
NA
32*
CPFX
ST
76/4*
検査株数(n)
10
11
12
13
BP の単位は µg/mL。
* CLSI に規定された BP。
†
EUCAST に規定された ECOFF の値を用いた。
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