【資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(たたき台) (65 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》 |
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ⅱ. Campylobacter jejuni
2012 年から 2016 年に 7 薬剤を、2017 年以降は更にアジスロマイシン(AZM)を加えた 8 薬剤を対象
に調査を行った。2022 年では、牛及び鶏由来株の NA 及び CPFX、牛由来の TC で 30%を超える耐性
が認められた。一方で、SM 及び EM に対する耐性率はいずれも 5%未満であった。ヒトの医療で重要
な CPFX 及び AZM に対する耐性率は、牛由来株で 54.3%及び 1.6%、鶏由来株で 34.0%及び 0.0%であ
った。
表 51
薬剤*
ABPC
SM
EM
AZM
と畜場及び食鳥処理場由来の Campylobacter jejuni の耐性率の推移(%)
BP
32
16
32†
4
TC
16†
CP
16
NA
16
CPFX
4†
検査株数(n)
9
10
11
12
13
動物種
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
牛
9.1
12.9
8.9
7.4
8.2
8.6
11.4
8.3
10.5
10.1
鶏
19.8
17.5
18.6
16.2
28.4
14.9
14.3
22.4
15.3
22.0
牛
3.5
3.8
3.2
6.2
4.1
8.6
1.8
3.7
4.4
3.9
鶏
0.0
3.5
2.1
11.8
1.5
0.0
0.0
2.0
0.0
0.0
牛
0.7
0.0
1.3
0.0
0.0
5.7
0.0
2.8
0.9
1.6
鶏
0.0
0.0
0.0
0.0
1.5
0.0
0.0
4.1
0.0
0.0
牛
-
-
-
-
0.0
5.7
0.0
2.8
0.9
1.6
鶏
-
-
-
-
1.5
0.0
0.0
4.1
0.0
0.0
牛
52.4
49.2
52.2
63.0
72.2
65.7
67.5
69.7
62.3
65.1
鶏
44.4
38.6
27.8
33.8
46.3
23.4
34.3
22.4
28.8
20.0
牛
6.3
0.0
1.3
3.7
6.2
2.9
6.1
0.0
6.1
0.8
鶏
0.0
1.8
0.0
2.9
0.0
2.1
0.0
0.0
0.0
0.0
牛
37.1
66.7
42.7
46.9
57.7
37.1
60.5
62.4
64.9
57.4
鶏
51.9
36.8
27.8
64.7
46.3
34.0
37.1
32.7
44.1
34.0
牛
29.4
49.2
40.8
44.4
50.5
31.4
59.6
62.4
60.5
54.3
鶏
39.5
29.8
25.8
51.5
44.8
29.8
34.3
32.7
33.9
34.0
牛
143
132
157
81
97
35
114
109
114
114
鶏
81
57
97
68
67
47
35
49
59
50
BP の単位は µg/mL。結果は、動物医薬品検査所のホームページ
(https://www.maff.go.jp/nval/yakuzai/yakuzai_AMR_2.html)で公開している。
* GM についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。
†
CLSI に規定された BP。変更年より前の耐性率は変更前の BP にもとづく。
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