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検-1-2令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和6年度調査)の報告案について (114 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56721.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第72回 4/9)《厚生労働省》
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(9)心理支援加算の算定にあたっての課題
心理支援加算の算定にあたっての課題について、算定件数が 1 件以上であった 91 施設
のうち「対象となる患者の基準に該当しないが、支援を必要としている患者がいる」は
63.7%、次いで「2 年を超えて支援が必要となる場合がある」は 59.3%「月 2 回以上の支援
を行う場合がある」40.7%であった。
図表 1-107 心理支援加算の算定にあたっての課題(複数回答)
0%

20%

40%

60%

80%

100%

63.7

対象となる患者の基準に該当しないが、支援を
必要としている患者がいる

71.2
42.9
54.2

40.7
40.7

月2回以上の支援を行う場合がある

57.1
37.5

33.0

1回あたりの心理支援が長時間又は短時間高頻
度にわたる場合がある

35.6
28.6
29.2

3.3

対面ではなくオンライン等でも十分な支援につ
ながる場合がある

3.4
0.0
4.2

59.3
66.1

2年を超えて支援が必要となる場合がある

57.1
45.8

7.7
6.8

経営上のメリットがない

28.6
4.2

12.1
15.3

その他

14.3
4.2

8.8

特になし

3.4
14.3
20.8

6.6

無回答

3.4
0.0
12.5

全体 n=91

精神科病院 n=59

精神科を有する特定機能病院 n=7

精神科を有する一般病院 n=24

【その他】
・算定できる病状、心的外傷となる基準が不明瞭
・専門的な研修が高額で自己負担が多い
・支援可能な公認心理師が少ない
・算定点数が低い
・入院も対象としてほしい、心理検査フィードバックにも加算がほしい

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