令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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地方税収等の計上の適正化②
○ 地方団体の決算は、地方税収等の上振れが生じることが多く、地方財政計画で予定されていた標準的な行政経
費を上回る歳出を行ってもなお、毎年のように実質単年度収支が黒字となっている。
○ 過去10年間で基金全体の残高は約4.8兆円増加し、基金に積み立てを行わない地方団体の手元流動性といえ
る実質収支の黒字額も、同期間の単年度黒字の累積により約1.5兆円増加。
○ このような地方財政の状況を踏まえれば、当初の地方財政計画で予定されていなかった財政需要への対応につい
ては、国への支援を求めることなく、地方団体において追加財政需要、財政調整基金の取崩し等を活用して対応す
べきではないか。
◆ 基金残高の推移
(兆円)
◆ 実質収支の推移
財政調整基金
30
減債基金
(兆円)
その他特定目的基金
H24→R3
残高総額 4.8兆円増加
25
21.0
22.4
22.6
23.3
23.6
23.5
23.3
22.9
H24→R3
黒字額 1.5兆円増加
25.8
3.0
22.6
14.0
12.6
13.2
12.9
13.1
13.5
13.6
13.3
13.2
2.0
13.2
3.2
2.7
2.5
20
15
3.5
1.8
2.0
1.8
2.0
2.0
H27
H28
2.0
2.0
H29
H30
2.2
1.5
10
2.4
2.6
6.1
6.7
7.2
7.6
7.6
7.4
7.6
7.5
7.3
H24
H25
H26
H27
H28
H29
H30
R1
R2
2.3
5
0
2.9
2.6
2.5
(出所)総務省「地方財政状況調査」をもとに作成
2.5
2.4
2.2
2.1
1.0
9.0
R3
0.5
(年度) 0.0
H24
H25
H26
R1
R2
R3
(年度)
(注)実質収支とは、各年度の形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を控除した額