資料Ⅱ－６－10

防災・減災、国土強靱化の取組の成果

○ ハード整備とソフト対策を組み合わせてきた結果として、直近の大雨による被害は以前と比べて相当程度低減してお
り、災害への対応力には全国的に大幅な向上が見られ、一定の成果が出ている。
 令和元年東日本台風と令和５年６月大雨の比較

 早期の災害情報を基とした早めの避難により
人的被害を防いだ事例(愛知県豊川市の事例)

【全国1,032地点における期間降水量の総和】

＜令和元年東日本台風：約10.2万mm（4日間）＞

＜令和５年６月大雨：約9.1万mm（3日間）＞

被災箇所全景

災害発生場所
土砂流出状況

【住家被害】

350

330

東日本台風
R5.6大雨

25,000

250

20,000

戸数

河川数

200

15,000

150

10,000

100
50

28,107

30,000

300

【公共土木施設の被害額】

44

0
東日本台風 R5.6大雨

5,000
0

7,524
3,229
13
全壊

6
半壊

6,000

被害報告額（億円）

【氾濫等発生河川数】

5,824

住民は事前に避難して
被害を逃れた

豊川市で避難指示
［6/2 20:00］
避難開始
［6/2 20:30頃］

【降水量の時間変化と情報等の発表状況】

4,000

顕著な大雨（線状降水帯）に関する気象
情報発表（愛知県東部）［6/2 15:51］

災害発生（推定）
［6/2 21時頃］

線状降水帯による大雨の
半日程度前からの呼びかけ
（東海地方）［6/2 05:13］

2,000

674

2,149
0

床上浸水

土砂災害警戒情報発表
［6/2 19:25］

6/2
東日本台風 R5.6大雨※

※５月31日～６月22日の梅雨前線豪雨等による被害の総額（令和５年10月1日時点）

（出所）氾濫等発生河川数と公共土木施設の被害額は国土交通省資料、住家被害は総務省資料を基に財務省作成。

6月2日6:52→ 大雨注意報
6月2日10:43

6/3
6月2日19:25 土砂災害警戒情報
大雨警報