令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (46 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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少子化の影響と教職員定数
○
少子化の影響により、平成元年度以降、児童生徒数は約40%減少しているが、教職員定数は児童生徒数の減
少ほどには減少していない。この結果、令和4年度における教職員定数は、児童生徒数当たりの教職員定数が平
成元年度と同じだったと想定した場合の定数より約20万人分多くなっている。
○ 日本は諸外国に比べ学級規模が大きいとの指摘があるが、教員1人当たりの児童生徒数は主要先進国の平均
よりも手厚くなっている(日本は1クラス当たりの担任外教員数が多い)。経年で比較しても、この傾向が進んで
いる。
◆学級規模(国公立小中学校)の国際比較(2019年)
◆教職員定数(公立小中学校)と児童生徒数の推移
(児童生徒数:万人)
(教職員定数:万人)
76万人(=教職員2.0人:児童生徒40人)
1,600
80
(教職員3.0人:児童生徒40人=)
69万人
1,400
70
1,200
60
22万人
9万人
1,000
800
50
● 47万人
40
400
児童生徒数当た
り教職員数が平
30 成元年度と同じ
割合とした場合
の教職員定数
20
200
10
うち特別支援学校・学級に通う児童生徒数
の増加による教職員定数の増
(文部科学省調べ)
600
0
平 2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 令 2
成
和
元
元
(出所)令和4年度学校基本統計等
3
4
35.0
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
27.2
26.0
27.2
24.6
25.1
22.3
23.9
20.9
アメリカ
イギリス
フランス
ドイツ
20.9
日本
26.3
23.7
G5平均
25.0 ◆教員1人当たり児童生徒数の国際比較(2019年)
20.0
15.0
19.9
15.9
12.9
15.2 15.2
16.2
アメリカ
イギリス
18.8
14.5
17.0
15.1
12.9
左:小学校
右:中学校
14.3
10.0
5.0
0.0
日本
フランス
ドイツ
G5平均
◆日本における教員1人当たり児童生徒数の経年比較
0
(年度)
左:小学校
右:中学校
31.9
小学校
中学校
2001年
2005年
2013年
2019年
2001年
20.6人
16.6人
19.4人
15.1人
17.4人
13.9人
15.9人
12.9人
▲22.8%
▲22.3%
(平成13年) (平成17年) (平成25年) (令和元年) ⇒2019年
(出所)OECD「Education at a Glance」、「OECD.stat」