令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (63 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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文化財の保存修理と財源確保①
○
国指定等文化財の件数は年々増加しており、それに伴って保存修理、公開活用等のニーズも増加。我が国の文化財
の入場料は、欧州に比べ低額であることから、文化財を活用し、収入を増加させることで、文化財全体の修理財源を確
保することを考えるべきである。
◆国指定等文化財件数の推移
◆文化財の入場料の国際比較
(出所)文化庁資料を基に財務省作成
◆法隆寺のクラウドファンディングの事例
タイトル
世界遺産法隆寺
ー1400年の歴史遺産を未来へー
目標金額 2,000万円
資金使途 法隆寺の維持管理費、その他諸経費
限定御朱印、特別拝観、寺僧の特別
リターン例
案内+奉納鏡奉納 など
約7,500人から1億5千万円超集まる
(出所)財務省調べ(参考:デービッド・アトキンソン「国宝消滅」)
(注) 日本円への換算は、令和5年度支出官レート
(140円/€、163円/£)による。
(参考)国指定文化財の国庫補助の状況
国指定文化財
原則
災害復旧
50%~85%
70%~85%
(注)国所有の建造物の大部分は、国が管理団体(地方自治体、公益財団法人等) を指定し、当該団体が
文化財の保存修理等の実施を国に代わって行っており、その費用は当該団体が文化庁に補助金の交付申請
を行い、補助金の交付(最低65%)を受けることで賄っている。