令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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○ 一般的に、上中流域の浸水被害を防ぐための堤防を整備するには、先に下流域の堤防を整備した後に行う必要が
あるなど、時間・コストを要する。
○ 雄物川では、中流部の家屋浸水被害を軽減させるため、下流部に負担をかけない土地利用規制(災害危険区域
の設定)による遊水機能の確保と輪中堤等の整備を組み合わせて実施し、連続堤防の整備と比較して、時間・コ
ストを大幅に圧縮。結果、令和5年7月の大雨の際には、災害危険区域は冠水したものの、家屋浸水被害を回避。
○ このように、土地利用規制と組み合わせることで時間を短縮し、コストを効率化させる治水対策に対し、優先的に予
算を配分していく必要。
下流部の無堤区間の整備後に連続堤防で対策
時間
事業費
約19年(下流部11年、当該地区8年)
約63億円 ※下流部の堤防整備を除く
土地利用規制と浸水エリア内集落を輪中堤で対策
約5年 (▲14年、約7割減)
約40億円(▲23億円、約4割減)※下流部の堤防整備を除く
左手子地区までの連続堤防
整備の残延長
= 約15,300m
左手子地区
輪中堤1,070m
向野地区
輪中堤1,310m
雄物川
新波
橋