令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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資料Ⅱ-4-2
○ 我が国は従来「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP:Free and Open Indo-Pacific)の実現に向けて、
価値観を共有する国々との連携を維持・強化してきた。
国際協調主義に基づく「積極的平和主義」
「地球儀を俯瞰する外交」
安倍政権の実績を踏まえ、これらの外交コンセプトを更に発展させる
自由で開かれたインド太平洋
国際社会の安定と繁栄の鍵を握るのは、
「2つの大陸」:成長著しい「アジア」と潜在力溢れる「アフリカ」
「2つの大洋」:自由で開かれた「太平洋」と「インド洋」
の交わりにより生まれるダイナミズム
⇒ これらを一体として捉えることで、新たな日本外交の地平を切り拓く
アフリカ
■ 高い潜在性
・人口約13億人(世界の17%)
→2050年には25億人との予測
・面積3000万㎢(世界の22%)
・高い経済成長率(2000~16年の
平均は4.8%)
・豊富な資源と有望な市場
◆インド太平洋地域は、海賊、テロ、大量破壊兵器の拡散、自然災害、
現状変更等の様々な脅威に直面。このような状況下において、日本は、
法の支配を含むルールに基づく国際秩序の確保、航行の自由、紛争の
平和的解決、自由貿易の推進を通じて、インド太平洋を「国際公共財」
として自由で開かれたものとすることで、この地域における平和、安定、
繁栄の促進を目指す。
⇒「成長大陸」として飛躍する中、貧困・
テロ等の課題あり
ASEAN
アフリカ諸国に対し、開発面に加えて
政治面・ガバナンス面でも、押しつけ
や介入ではなく、オーナーシップを尊重
した国造り支援を行う
太平洋
アジア
■ 東南アジア及び南アジアでは民主主
義・法の支配・市場経済が根付き、
自信・責任・リーダーシップの目覚め
あり
⇒ 今や「世界の主役」たるアジアの成
功を、自由で開かれたインド太平洋
を通じてアフリカに広げ、その潜在力
を引き出す
ASEAN地域の連結性を向上させるこ
とで、質の高いインフラ整備、貿易・投
資の促進、ビジネス環境整備、人材
育成強化を図る。ASEANの成功を、
中東・アフリカ等の地域に広げる
インド洋
(出所)外務省資料