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令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (55 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html
出典情報 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》
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私立大学等の組織・経営改革(定員管理)

資料Ⅱ-5-11



収容定員充足率が9割未満の私大等(私立大・短大)の8割は収支差がマイナスの状況。私大等は、実際に集め
ることのできる学生数を踏まえ、学部の縮小・廃止により定員規模を適正化することで(※)、健全な学校経営を維
持していくべきではないか。(※) 大学(短大)設置基準で求められる、教員数、校地・校舎面積の引下げが可能。
○ 一方、予算執行調査(本年6月公表)では、同充足率が9割未満の私大等(私立大・短大)のうち、これを改善する
ための具体的な方策を策定していない私大等が4割を占めることが確認された。
○ 上記を踏まえ、経常費補助金の配分に当たっては、補助の要件として定員規模適正化に向けた具体的な対応
策の策定を求める等、配分方法を見直すべき。
♦令和4年度の収容定員充足率が

♦収容定員充足率(学生現員数/収容定員数)別にみる
収支差マイナスの私大等の割合

(校数)

300
86 %

250

107

50

20 %

35 %

26

収支差マイナス

63

4割⇐

40

45

25 %
70

3% 3%

60
118

100

の検討状況(n=315)

100
80

207

150

0

88 %

65 %

200

9割未満の私大等における具体的な対応策

(%)

85

12

10

72

70

32%
63%

20
0

収支差ゼロ以上

収支差マイナス校数の割合(右軸)

(出所)文部科学省、日本私立学校振興・共済事業団提供資料
(注)収支差は令和3年度の基本金組入前当年度収支差額

策定している

策定の検討をしている

策定しておらず、

無回答

検討もしていない

(出所)予算執行調査(令和5年6月)(少子化社会を支える私立大学の支援の在り方(私学助成))