子供の文化芸術鑑賞の費用負担

資料Ⅱ－５－22

○

文化庁では、学校・地域における文化芸術団体による巡回公演や、劇場・音楽堂による子供の鑑賞機会を提供する
取組を支援している。こうした支援は、子供の豊かな創造性を育む観点からは意義ある取組。
○ もっとも、財政資源が限られる中では、全ての子供に対して費用全額を補助することは難しい。今後、仮に恒常的な取
組とするのであれば、修学旅行や他の課外活動は原則保護者負担であることとのバランスも踏まえ、支援の在り方を検
討するべきではないか。
◆文化芸術による創造性豊かな子供の育成
事業名

事業概要

学校巡回公演

• 一流の文化芸術団体を選出し、小学校・中学
校・特別支援学校等において実演芸術公演を
実施

R4補正：5億円、
R5当初：44億円

伝統文化
親子教室
R4補正：3億円、
R5当初：15億円

劇場・音楽堂等に
おける子供舞台
芸術鑑賞体験
R4補正：10億円、
R5当初：10億円

• 子供たちが親とともに、茶道、華道、和装、囲碁、
将棋などの伝統文化・生活文化等を計画的・継
続的に体験・修得できる機会を提供する取組を
支援
（地域展開型、教室実施型等）

• 18歳以下の子供が無料で鑑賞できる劇場・音
楽堂等で行われる本格的な舞台公演（オペラ、
バレエ、オーケストラ、歌舞伎、能楽、演劇など）
を支援

◆小中学校の課外活動等における費用負担の現状
補助の対象
校外活動費
クラブ活動費

原則保護者負担
（生活困窮者への補助制度あり）

修学旅行費

学校巡回公演
伝統文化
親子教室
劇場・音楽堂等に
おける子供舞台
芸術鑑賞体験

全額国負担
（上限あり）