令和6年度予算の編成等に関する建議 参考資料(3) (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20231120/zaiseia20231120.html |
出典情報 | 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》 |
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資料Ⅱ-3-8
○ 令和6年度概算要求においては、装備品等の価格が軒並み上昇。価格上昇の要因について精査する必要がある。
装備品名
CH-47JA/J(チヌーク)
C-2
価格上昇の状況
○ 物価高騰、円安に加え、グラスコック
ピット化などの製造元による仕様変更
76億円
(31中期防平均単価)
やGCIP等の増加により大幅に価格
216億円
+185%増
増。
(R6要求単価[空])
+143%増
(R6要求単価[陸])
230億円
(31中期防平均単価)
+29%増
P-1
SH-60K・能力向上型
297億円
(R5単価)
○ 対潜システムの能力向上等による仕
様変更や部素材の価格上昇によるも
(31中期防平均単価)
(R6要求単価)
の。
+45%増
71億円
+38%増
705億円
(31中期防平均単価)
98億円
7.2億円
(31中期防平均単価)
+25%増
10式戦車
13.3億円
(31中期防平均単価)
+26%増
○ 隊員や装備品の輸送に活用される大型
輸送ヘリ。
○ 我が国周辺の海域で主に水上(艦艇)
及び水中(潜水艦)の哨戒を行うための
固定翼機。
○ 対潜システムの能力向上等による仕
様変更や部素材の価格上昇によるも
の。
○ 我が国周辺の海域で主に水中(潜水
艦)の哨戒を行うためのヘリ。護衛艦に搭
載可能。
951億円
○ 鋼材・半導体を含む部素材の価格上
昇に加え、GCIP等の増加によるもの。
○ リチウムイオン蓄電池搭載の最新型の潜
水艦で、H29年度から建造開始。
9.0億円
○ 主に部素材の価格上昇によるもの。
GCIP等の増加も影響。
○ 空輸性、路上機動性等に優れた戦闘車
両。
16.7億円
○ 主に部素材の価格上昇によるもの。
GCIP等の増加も影響。
○ 戦車間のネットワークで敵等の情報を共有
しながら戦闘が行える戦車。
(R6要求単価)
※能力向上型の
調達単価
(R6要求単価)
+35%増
16式機動戦闘車
装備品の概要
○ 国内の部素材の価格上昇のほか、国 ○ 主要航空基地間の幹線航空輸送を担う
産ではあるものの輸入部品の占める割
輸送機。H28年度から部隊配備が開始さ
れた国産機。R6年度ではC-2を母機とす
合が大きいことによる輸入価格高騰・
る電波情報収集機RC-2の製造を要求。
為替の影響による価格上昇によるもの。
326億円
224億円
(31中期防平均単価)
※SH-60Kの調達単価
たいげい型潜水艦
185億円
価格上昇の要因
(R6要求単価)
(R6要求単価)
(注)GCIP:防衛省が原価算定方式で調達価格を算出する際に用いる、GC(一般管理及び販売費率)、I(利子率)、P(利益率)を各装備品等の原価に乗じた額。