参考 報告書(最終版)(3)介護保険施設における医療及び介護サービスの提供実態等に関する調査研究事業(報告書) (208 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》 |
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栄養マネジメント強化加算算定において困難を感じることは、老健では「LIFE に伴う管理栄養
士の事務作業の増加」が 26.4%、「低栄養リスク者への週3回以上のミールラウンドが困難」が
11.6%であった。介護医療院では「LIFE に伴う管理栄養士の事務作業の増加」が 26.4%、「管理栄
養士(回答者自身)の知識・技術が不足している」が 9.6%であった。特養では「LIFE に伴う管理栄
養士の事務作業の増加」が 25.7%、「管理栄養士(回答者自身)の知識・技術が不足している」が
12.7%であった。介護療養型医療施設では「管理栄養士が増員されない(既に配置要件を満たし
ているため)」、「他職種との連携が取れない」、「低栄養リスク者への週3回以上のミールラウンドが
困難」、「退所後の食事に関する相談支援が困難」、「LIFE に伴う管理栄養士の事務作業の増加」
がそれぞれ 1.4%であった。
図表 292 加算算定において困難を感じること
老健 (n=352)
介護医療院
(n=208)
単位(%)
介護療養型医療施設
(n=69)
特養 (n=448)
管理栄養士(回答者自身)の知識・技術が不足している
11.4
9.6
12.7
0.0
管理栄養士が増員されない(既に配置要件を満たしているため)
3.1
3.4
2.5
1.4
新規に採用された管理栄養士の知識・技術が不足している
2.6
1.4
1.8
0.0
他職種との連携が取れない
1.7
1.0
3.3
1.4
他職種の栄養ケアへの関心が低い
4.8
1.4
4.9
0.0
低栄養リスク者への週3回以上のミールラウンドが困難
11.6
9.1
12.3
1.4
退所後の食事に関する相談支援が困難
6.0
1.9
5.1
1.4
LIFEに伴う管理栄養士の事務作業の増加
26.4
26.4
25.7
1.4
その他
4.0
1.4
2.5
1.4
度数
老健
n
管理栄養士(回答者自身)の知識・技術が不足している
管理栄養士が増員されない(既に配置要件を満たしているため)
新規に採用された管理栄養士の知識・技術が不足している
他職種との連携が取れない
他職種の栄養ケアへの関心が低い
低栄養リスク者への週3回以上のミールラウンドが困難
退所後の食事に関する相談支援が困難
LIFEに伴う管理栄養士の事務作業の増加
その他
介護医療院
352
40
11
9
6
17
41
21
93
14
特養
208
20
7
3
2
3
19
4
55
3
448
57
11
8
15
22
55
23
115
11
介護療養型医療施設
69
0
1
0
1
0
1
1
1
1
(7)栄養マネジメント強化加算を算定して良かったこと
栄養マネジメント強化加算を算定して良かったことは、老健では「ミールラウンドの頻度が増加し
た」が 20.7%、「他職種との連携が推進された」が 19.6%であった。介護医療院では「他職種との連
携が推進された」が 21.6%、「ミールラウンドの頻度が増加した」が 19.7%であった。特養では「ミール
ラウンドの頻度が増加した」が 18.1%、「他職種との連携が推進された」が 16.3%であった。介護療
養型医療施設では「他職種との連携が推進された」が 4.3%、「他職種の栄養ケアへの関心が高ま
った」、「食事の個別対応を適切に実施できるようになった」がそれぞれ 2.9%であった。
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