【参考報告書2】(2)福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業(報告書案)[11.0MB] (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56824.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第246回 4/14)《厚生労働省》 |
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分析対象データを用いて、令和6年4月以降に新たに貸与価格の上限が設定された商品の貸与実績に対し、詳細な価格の変化状況を分析した。
事業所別及び商品別で、令和5年10月貸与分と令和6年4月貸与分の貸与価格の変化を、貸与価格の変化がなかった商品、貸与価格の上限がある
商品で上限を超える貸与をしていた商品、貸与価格の上限がある商品で上限を超えない貸与をしていた商品、貸与価格の上限がない商品に分類し
た。減額利用料請求等を含め同一事業所が同一商品を複数価格で貸与しているケースについては、利用者別での分類とし、それぞれについて貸与価
格の変化(変化なし、増加、減少、貸与終了)を更に分類した。
価格の変化分については、令和5年10月貸与分では貸与価格の上限を超える貸与をしていた商品を、当該事業所で令和6年4月貸与分では1レ
コードも貸与していない商品については、貸与価格の上限を超える金額を貸与額の変化分総額とみなした。それ以外の価格の変化分については、令
和5年10月貸与分と令和6年4月貸与分の価格差を令和5年10月貸与分のレコード数で乗じて算出した(例:令和5年10月に商品Aを4,500円で10レ
コード貸与、令和6年4月に商品Aを4,000円で15レコード貸与していた場合、(4,000円-4,500円)×10レコード=-5,000円と計算した。)。
計算式
▪
令和5年10月貸与分で、貸与価格の上限を超える貸与をしているが令和6年4月貸与分で、当該商品の貸与が事業所として1件もない商品:
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(貸与価格の上限-令和2年4月貸与分の価格)×令和5年10月貸与分の貸与件数
▪
上記以外の商品:
(令和6年4月貸与分の価格-令和5年10月貸与分の価格)×令和5年10月貸与分の貸与件数
上記を事業所別、商品別で算出した上で合算した結果は、約1.5億円(0.4%)の減少として計算され、平成30年度調査結果の2.0%減少、令和3
年度調査の0.9%減少と比べて、少なかった。