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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (111 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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ア WEB 会議システムを利用した応急手当講習(実技)の実施
(福岡県宗像地区消防本部)
福岡県宗像地区消防本部では、新型コロナウイルス感染拡大により応急手当
講習の開催が制限され、応急手当の普及啓発活動が十分に実施できない状況と
なった。
その解決策として、WEB 会議システムによる講習を実施し、講習の開催方式及
び有効性について検証した。
(図表3―33)

また、WEB 会議システムによる講習を受けた受講者に対して、講習の有効性に
ついてアンケートを行うとともに、消防職員の負担軽減についても検証を行っ
た(図表3―34)

【実施要領】
・講習内容は、心肺蘇生法を主として指導し、講習時間は 1 時間程度。
また、受講者が要望する応急手当があれば、合わせて指導を行う。
・講習会場は、受講者の希望する場所とし、複数会場での同時開催も可能とす
る(最大 100 回線使用可能)。
【講習実績】
・講習 12 回(受講者 192 名)※令和4年3月~令和5年1月の実績
小学校職員、中学校職員、保育園職員、有料老人ホーム職員
【講習方法】
・講師は1名。
・受講者は 500mlの空ペットボトルを準備し、それを使用して胸骨圧迫
の実技を行った。
・講習修了後にアンケート調査を実施し、受講者の満足度調査を行った。
・修了証の発行はなし(救命入門コースと同等の取扱で、普通救命講習
への足がかりとして開催)

図表3-33

WEB 会議システムでの指導の様子

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