資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
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傷病者本人や家族等関係者から聴取をする場合、救急活動における情報収集
の課題として、高齢者など情報提供が困難な人の聴取に時間を要することや、
傷病者本人や家族等関係者が情報を失念していることが多い。また、症状に苦
しむ本人からの聴取は、傷病者本人にとって身体的・精神的にも負担となると
の意見も多かった(図表1-14)。オンライン資格確認等システムから傷病者情
報を閲覧することが可能となれば、レセプト情報に基づく正確な情報を取得す
ることで、情報収集に係る課題の解決が図れるほか、傷病者はマイナンバーカ
ードを提示するのみとなることから、傷病者自身の身体的・精神的負担の軽減
にもつながるものと考えられる。
図表1-14 情報収集の課題
高齢者など情報提供が困難な人の聴取に時間を
要す(n=706)
97.9
傷病者本人や家族等関係者が情報を失念してい
る(又は持っていない)ことがある(n=649)
90.0
8.3
情報源となるツールが多く集約が困難(n=60)
症状に苦しむ本人からの聴取は身体的・精神的
負担となる(n=566)
78.5
36.6
口頭聴取にプライバシー配慮が必要(n=264)
その他(n=12)
1.7
課題はない(n=4)
0.6
0%
25
20%
40%
60%
80%
100%