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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (21 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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令和5年度は、厚生労働省や社会保険診療報酬支払基金等の関係機関とシステ
ムの要件等について協議を重ねてきた。その結果、一定の要件について方向性が
定まったため、
「救急隊員が傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みの骨子」を作成
し、基本的事項について整理した(図表1-6)
。なお、各要件の検討経過につい
ては後述する。
図表1-6

救急隊員が傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みの骨子

救急業務で医療情報等の閲覧を行う基盤として、既存システムの活用という観
点も踏まえ検討を行ったところ、オンライン資格確認等システムの活用と比較し
て、地域医療情報連携ネットワークや新規基盤を構築する場合は、有用性や利便
性が低くなると想定されることから、システム基盤はオンライン資格確認等シス
テムを活用することとした。
オンライン資格確認等システムに接続して、傷病者の資格確認や医療情報等を
閲覧するアプリ(以下「オン資(Web 画面)
」という。
)については、社会保険診
療報酬支払基金が提供している。救急隊が救急現場でオンライン資格確認等シス
テムに接続する方法としては、当該アプリの機能を改修して、救急隊用の閲覧画
面を作成する方針とした(図表1-7)


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