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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (32 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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④ 「傷病者の診療情報等が閲覧できる機能」の導入
タブレット端末等による「傷病者の診療情報等が閲覧できる機能」が実装さ
れた場合の、導入希望についての調査では、
「積極的に導入したい」が 20.8%、
「どちらかといえば導入したい」が 41.4%であった。一方、「どちらでも構わ
ない」

「現時点ではあまり導入したくない」

「現時点では導入したくない」と
回答している消防本部も約4割を占めた。導入に消極的な理由としては、予算
が確保できない、追加の端末導入による現場の負担の増加、救急活動時間の延
伸の懸念、セキュリティ上のリスクの懸念など様々であった(図表1-17、図
表1-18)

図表1-17

「傷病者の診療情報等が閲覧できる機能」の導入

現時点では導入したくない
4.3%(31本部)

積極的に導入したい
20.8%(150本部)

現時点ではあまり導入したくない
10.5%(76本部)

N=722
どちらでも構わない
23.0%(166本部)
どちらかといえば導入したい
41.4%(299本部)

図表1-18

導入したくない理由

その他
6.6%(18本部)

既に同種の情報取得システムが
存在しており、重複するため
5.1%(14本部)

セキュリティ上のリスク
が懸念されるため
12.1%(33本部)

現状の業務で課題が無く、
必要性を感じられないため
15.8%(43本部)

N=273
予算が確保できないと
考えられるため
28.9%(79本部)

システム操作により、
救急活動時間の延伸が懸念され
るため
15.0%(41本部)
追加の端末導入の場合、現場での取扱
い・管理の負担増加が懸念されるため
16.5%(45本部)

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