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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (49 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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(参考2)
「119 番通報時」

「救急現場」の対応の比較
緊急度判定は、各段階とも共通の目的があるが、対象者、関係機関の連携等
相違点がある。「119 番通報時」は消防機関による対応が基本であるが、特に
「救急現場」においては関係機関と連携した搬送先選定も重要である(図表2
-7)


図表2-7

「119 番通報時」
、「救急現場」における対応の比較

コロナ禍における関係機関との連携

~保健所等との比較~

保健所等の関係機関は、感染症対策に係る専門知識を持つ医師・看護師等が、
都道府県入院調整本部等の枠組みの中で連携してコロナ対応を行った。特に「救
急現場」では消防機関も連携しながらコロナ陽性者の救急搬送を実施したが、
保健所の対応の基礎となる制度、考え方、実情について、救急隊との比較等に
より検討した。

① 保健所と救急隊の役割とシステム
保健所の入院調整、救急隊の搬送先調整の仕組みは、救命率や社会復帰率の
向上が最終目標であることは共通だが、役割とシステムが異なっている。保健
所と救急隊は、それぞれ相互に関連する「重症度」、
「緊急度」の考え方を基本
に活動するため、特にコロナ対応では密な連携が重要であった(図表2-8)。

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