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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (118 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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② 検討結果
ア 12 誘導心電図の測定プロトコール
これまで運用を行ってきた救急現場からの課題について、日本循環器学会
及び日本臨床救急医学会の合同委員会において整理され、今回、対象者に該
当する者の具体化、プロトコールの流れが新たに示されている。
救急隊員が傷病者に対して適時適切な活動を行うための医学的観点を踏ま
えた技術的変更であり、地域の実情に応じてプロトコール改定等を検討され
たい。
なお、令和元年度通知のとおり、救急業務への導入は、救急隊が 12 誘導心
電図の測定に要する時間と救急現場から搬送先医療機関までの距離・搬送所
要時間、地域における心臓病治療・受入れ体制の整備状況、12 誘導心電計及
び伝送装置の導入に係るコスト等とのバランスを勘案して検討すべきである。

イ 基本的な留意事項等
救急活動を行う際の基本的な留意事項(応急処置の原則、メディカルコン
トロール体制等)については、これまでの検討会報告書等における記載のと
おり引き続き留意願いたい。
図表4-2

12 誘導心電図の測定プロトコール

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