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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (26 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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図表1-10

カードリーダーの比較

令和4年度実証実験の実施本部に対するヒアリング調査の結果によると、閲覧
プロセスの改善を 89.8%の救急隊員が希望していた。救急活動では緊急に搬送
する必要がある傷病者を医療機関に迅速に搬送する必要があることから、情報閲
覧にあっては簡易かつ迅速に閲覧できるよう工夫する必要がある。
現行の医師等がオンライン資格確認等システムから医療情報等を閲覧する仕
組みは、医療機関等で活用されているが、これは資格確認端末を用いて受付等で
資格確認を行い、医師が診察室で PC 等を用いて医療情報等を閲覧するというス
キームであるため、それぞれの時期において、パスワード等によるログイン操作
を実施する必要がある。医療機関等においては、資格確認を行う者と医療情報を
閲覧する者が異なることが想定されるため、このようなスキームになっている。
しかし、救急活動においては、救急隊員が資格確認を行い、そのまま医療情報
等を閲覧するため、資格確認を行う者と医療情報を閲覧する者は同一である。従
って、救急隊用に改修するオン資(Web 画面)の閲覧プロセスにおいては、資格
確認から医療情報閲覧までが一連のスキームで実施できるような画面遷移が望
ましい。
また、現行の仕組みはデスクトップ PC 等で使用することを想定された画面設
計となっているため、タブレット端末によるタッチ操作にはそぐわない画面設計
となっている。このため、オン資(Web 画面)における救急隊用の画面について
は、レイアウトを調整し、ボタンを大きくするなど、救急隊がタブレット端末で
操作がしやすいように画面設計を調整する方向で検討を進めている(図表1-
11)。

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