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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (75 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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② 救急車の交通事故の防止対策
ア 概要
救急出動件数の増加等により機関員(運転員)の負担が増加している。機
関員の休憩の確保や交替に係る消防本部の取組を調べ、先進的な事例をとり
まとめるとともに、救急車の交通事故の防止対策についても同様に先進的な
事例をとりまとめた。

イ 連絡会における主な意見
(ⅰ)事故防止に対する集合教育でドライブレコーダーの映像を使用して
いる。そのことから、隊員同士が同じ危機意識を持って事故防止に
努めることができている。
(ⅱ)車両を単独(1人)で動かさないルールにしている(後退時には、
誘導する職員を配置している)。
(ⅲ)カメラを設置して、機関員のハンドル操作やブレーキのタイミング
などの検証を行う、コメンタリー研修を、外部委託により実施して
いる。
(ⅳ)車両更新時、車両周囲の障害物との距離を検出する機能や、運転者が
死角を把握できるモニターを搭載し、事故防止に役立てている。

ウ 機関員の休憩の確保、又は、機関員を交替する取組の例
平成 17 年 10 月7日付け消防消第 205 号・消防救第 239 号通知の記2では、
客観的な基準に基づく交替として、出場件数:1当務 10 件、時間外勤務時間:
連続4時間、走行距離:100 ㎞という基準を設けている消防本部があった旨を
記載した。
今回の調査検討により得られた消防本部の取組は次のとおり。
【事例1】救急出動件数で基準を定めている消防本部があった。

【事例2】時間と救急出動件数で基準を定めている消防本部があった。

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