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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (67 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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第3章 救急業務に関するフォロ-アップ
救急隊員の職務環境に関する調査・検討
「平成 29 年度救急業務のあり方に関する検討会」において、救急隊員の適正
な労務管理方策について検討を行い、「救急隊員の適正な労務管理の推進につい
て(通知)

(平成 30 年3月 30 日付け消防救第 56 号消防庁救急企画室長通知)
(以下「平成 30 年消防庁通知」という。
)を発出した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大や高齢化等の影響により、令和4年中の
救急自動車による救急出動件数は、約 723 万件(対前年比約 17%増)と増加し、
集計以来最多となった(図表3-1)。
図表3-1

救急出動件数、救急隊員数

救急出動件数(件)
搬送人員数(人)

救急隊員数(人)

7,700,000
7,500,000
7,300,000
7,100,000
6,900,000
6,700,000
6,500,000
6,300,000
6,100,000
5,900,000
5,700,000
5,500,000
5,300,000
5,100,000
4,900,000
4,700,000
4,500,000

69,000
67,000
65,000
63,000
61,000
59,000
57,000
55,000
H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1
救急隊員数
救急出動件数

R2

R3

R4

令和4年中の救急自動車による現場到着所要時間は、全国平均で約 10.3 分(新
型コロナ流行前の令和元年比約 1.6 分増)となっており、病院収容所要時間は全
国平均で約 47.2 分(令和元年比約 7.7 分増)となった(図表3-2)
。また、令
和4年と令和元年を比較すると、消防本部規模の大小に関わらず、病院収容所要
時間は延伸となった(図表3-3)

図表3-2 現場到着所要時間及び病院収容所要時間の推移

39.5

8.7

62