参考資料1 自治体から連絡のあった疾患に関する新旧の診断基準及び臨床調査個人票 (149 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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●簡易型スコア
Simplified Criteria for the Diagnosis of Autoimmune Hepatitis(2008 年)
抗核抗体(ANA) or 抗平滑筋抗体(SMA) 40 倍以上
1点
抗核抗体(ANA) or 抗平滑筋抗体(SMA) 80 倍以上
2点
肝腎マイクロゾーム抗体(LKM)
40 倍以上
2点
SLA 抗体(SLA)
陽性
2点
>正常上限 1点
IgG
肝生検
ウイルス性肝炎の否定
6点以上:疑診(probable AIH)
>1.1 倍
2点
適応像
1点
典型像
2点
可能
2点
7点以上:確診(definite AIH)
●国際診断スコア
項
目
点数
女性
註
+2
ALP:AST 又は
<1.5
+2
1.ALP と ALT 値との比は、それぞれを正
ALP:ALT
1.5~3.0
0
常の上限値で除した比で表される。すな
>3.0
-2
わち、(ALP 値÷ALP 正常上限値)
÷(AST 値÷AST 正常上限値)。
ALT についても同様に計算する。
血清グロブリン又は lgG >2.0
1.5~2.0
値・正常上限値との比
+3
1.0~1.5
+1
<1.0
0
ANA、SMA 又は
>1:80
+3
2.ゲッ歯目組織切片を用いた間接免疫蛍
LKM-1 抗体
1:80
+2
光法による自己抗体力価。ANA 力値は
1:40
+1
Hep-2 細胞を用いた間接免疫蛍光法に
<1:40
0
よる測定も可。小児は低力価でも陽性。
AMA 陽性
肝炎ウイルスマーカー
+2
-4
陽性
-3
3.A型、B型、C型肝炎ウイルスマーカー.
陰性
+3
(すなわち lgM anti-HAV,HBs Ag,lgM
anti-HBc,Anti-HCV 及び HCV RNA)。こ
れらの肝炎ウイルスマーカーが陰性であ
っても肝障害を惹起し得るウイルス
(CMV,EBV など)の関与が想定される