資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (169 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1266
73歳
男
2021年9月29日
2021年10月3日
FH0151
1回目
アルツハイマー型認知症で精神科
病院入院中。
薬物療法により精神症状は概ね安
定し、1ヶ月以上薬剤の変更は行っ
ていなかった。併用薬はバルプロ酸
ナトリウムシロップ、酸化マグネシウ
ム、リンゼス、メマンチン
接種当日は接種部位の熱感あるが
疼痛の訴えなし。接種翌日は特に
変化無し。接種2日後夜嘔吐あり。
腹部やや膨満しているが排便は
あった。接種3日後嘔吐あり。排便
大量にみられ、腹壁緊張みられず。
嘔気・嘔吐ないが、心窩部から下腹
部にかけて膨満あり。腸蠕動音微
弱。37度台の微熱。接種4日後朝か
ら38度台の発熱あり、血圧も80/40
に低下。問いかけには発語あるが
疎通不可。腹部膨満は続くが嘔気・
嘔吐なし。救急搬送直前に嘔吐あ
り、心停止に至り、心肺蘇生法が行
われながら救急搬送となる。
専門家による評価【令和4年5月13日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
腸管虚血
急性腸間膜虚血症の疑い
窒息の疑い
※「血栓症(血栓塞栓症を含む。)
(血小板減少症を伴うものに限
る。)」疑いとして報告
(~11/12の情報に基づく)
窒息
不明
→血液検査(血液
検査は肝機能障
害、腎機能障害、
C反応性蛋白上
昇、好中球増加を
示し、いずれも軽
評価不能
度、血小板数:
22.7x10^4/uL(平
時:20前後
x10^4/uL))
有(嘔吐物を誤
嚥・窒息して心
停止に至った可
能性がある。)
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
γ
コメント
血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。
専門家による評価【令和4年6月10日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
γ
評価に用いた報告内容
資料番号
血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。
-
※~4/13から変更なし。
※~5/13から変更なし。
ワクチン接種翌日の発熱や倦怠感は既知の副反応として
いいと考えます。死因となった呼吸停止や心肺停止、心血
管虚脱については評価するに足る情報はありません。し
かし、接種後の期日が短いとはいえ、若年者が急死して
ることからワクチンが心筋炎(劇症型)を引き起こした可能
性については否定できないと考えます。
ワクチン接種翌日の発熱や倦怠感は既知の副反応として
いいと考えます。死因となった呼吸停止や心肺停止、心血
管虚脱については評価するに足る情報はありません。し
かし、接種後の期日が短いとはいえ、若年者が急死して
ることからワクチンが心筋炎(劇症型)を引き起こした可能
性については否定できないと考えます。
症例No
-
(~12/3の情報に
基づく)
(~12/3の情報に基づく)
1267
注4
36歳
男
2021年10月4日
2021年10月7日
FK0108
2回目
1回目接種:9月13日コミナティ筋注
FD0349 ファイザー(株)、体温
36.8℃、アレルギー歴なし、体調不
良なし
予診票での留意点はなし。
接種翌日夕方から39度台の発熱と
不明
倦怠感あり。解熱剤(ロキソニン)を
服用。接種2日後は37度台となる。
その後就寝し、翌朝呼吸停止してい
るところを発見された。
不明
(~11/12の情報に基づく)
不明
→死亡時画像診
断(原因となる所 関連あり(接種
見は指摘できな 医療機関)
かった。)
評価不能(搬送
※搬送先医療機 先医療機関)
関からの情報に
基づく
(~11/12の情
報に基づく)
(~11/12の情報
に基づく)
無(接種医療機
関)
有(他要因の可
能性も否定はで
きないが、現状
況での判断は
不可。)
γ
※~4/13から変更なし。
(~11/12の情
報に基づく)
高血圧症
1268
1269
1270
48歳
65歳
77歳
男
男
男
2021年10月1日
7月末
2021年6月24日
2021年10月5日
2021年10月1日
2021年8月6日
FJ7489
不明
EX3617
2回目
2回目
2回目
※他要因の可能性の有無の項に、
「高血圧症」と記載あり。
脳幹部出血
基礎疾患等は不明。
入浴中に、死亡しているところを発
脳卒中の可能性が高い
見された。報告医師は、状況から、
脳卒中の可能性が高いと判断。
既往歴に心房細動
併用薬:アセチルサリチル酸/ランソ
プラゾール(タケルダ配合錠)
ワクチン接種の30分後に心房細動
及び心肺停止を発症し、気管挿管
及び除細動が2回実施された。自発
呼吸が確認され、その日に他の医
療機関へ搬送。その後、状態回復し
一般病棟で療養を続けていたが、
入院中に間質性肺炎が増悪。
脳幹出血
脳血管発作
評価不能
不明
関連なし
有(高血圧症)
不明
γ
γ
(コメント無し)
※~4/13から変更なし。
入手できる情報は不十分であるが、ワクチンによる副反応
とは考えにくい。
状態悪化
カテーテル検査
(実地したところ、
左前下行枝のス
テント内閉塞がみ
られたが、側副血
行路がすでにでき
ており、急性閉塞
というよりは慢性
閉塞を思わせる
所見が認められ
た。その結果、陳
旧性梗塞に伴い
壊死心筋から発 評価不能
症した致死性不
整脈と考えられ
た。)、血液検査、
血液ガス検査、X
線、CT
(~12/24の情報
に基づく(集計・専
門家評価対象期
間(~12/5)後に
報告された内
容))
169
不明
γ
間質性肺炎の増悪による死亡と報告されたが、経過の詳
細は不明であり、ワクチン接種との因果関係は評価できな
い。
※~4/13から変更なし。
-
※~5/13から変更なし。
γ
γ
※~4/13から変更なし。
間質性肺炎増悪、急性冠動脈症候
群
(~12/24の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(~12/5)後に報
告された内容))
不明
γ
(コメント無し)
-
-
-
-
間質性肺炎の増悪による死亡と報告されたが、経過の詳
細は不明であり、ワクチン接種との因果関係は評価できな
い。
-
-
※~5/13から変更なし。
入手できる情報は不十分であるが、ワクチンによる副反応
とは考えにくい。
※~5/13から変更なし。
γ
注2
コメント
※~5/13から変更なし。