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資料1-3-1        新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (235 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1597

1598

92歳

82歳





2022年3月月初

2022年4月11日

2022年3月18日

2022年4月17日

不明

FM3289

3回目

3回目

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

令和4年3月15日、倦怠感、両下肢
大動脈解離
浮腫にて受診。SpO2 99%、レントゲ
ンにて心拡大、右胸水貯留あり。心
電図著変を認めず。採血上、貧血、
BNPとCRPの上昇あり。利尿剤を処 大動脈解離による心タンポナーデ、
心タンポナーデ
方され、3月18日再診。浮腫はほぼ
心膜炎
消失。倦怠感も改善傾向。レントゲ
ン上、胸水も改善傾向であった。血
圧145/91mmHg、脈拍92/分、帰宅
後同日夜、大動脈解離による心タン
心膜炎
ポナーデにて死去。

併用薬:ネシーナ
要介護度5に相等する患者であっ
た。
R4/3/1よりリハビリ入院中(頚髄損
傷(R3/12/6)四肢不全麻痺、嚥下障
害、誤嚥性肺炎からの胃瘻造設
後、糖尿病)。リハビリは順調で嚥
下障害は改善し、自力摂取出可能
な状態に、四肢麻痺も改善の傾向
が見られた。
3回目接種翌日夜に39度の発熱。カ
原発性ショック
ロナール(500)1Tで対応。全身に倦
怠感があり、接種2日後より点滴も
施行。39度以上の発熱が続き、接
種4日後血液検査と胸部Xp施行。胸
部XPは3/1と変化無し。接種14日後
夜より、突然ショック状態になり、接
種16日後死亡。

専門家による評価【令和4年5月13日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

解剖(線維系によ
る膜肥厚、マクロ
ファージ、リンパ
球生体の炎症細
胞浸潤)、血液検

関連あり
(CRP4.79mg/dL
(上昇)、NTproBNP3706pg/m
L)、胸部X線(右
胸水あり)、心電


ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

コメント

専門家による評価【令和4年6月10日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

評価に用いた報告内容
資料番号

症例No

不明

-

評価中

γ

心膜炎は市中感染症などを契機として自然発生すること
が知られている疾患であり、ワクチンによる心膜炎なの
か、ワクチンとは関係の無い自然発生した心膜炎なのか
を判別することは困難である。また、大動脈解離による心
資料1-2-2-1 19091
タンポナーデが死因と診断されているが、高齢であること
を考えると、大動脈解離の発生もワクチンが原因であると
断定できない。以上から、ワクチンとの因果関係を有と判
断することはできないと考えた。

有(感染症(原発
不明))

-

評価中

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 19094

有(左室破裂に
よる心嚢血腫と
考えられる)

-

評価中

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 19095

不明

-

評価中

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 17846

ショック
血液検査、血液
培養(MRSA1+、
ショックの中、静
脈血培養が施行
された。汚染の可
能性も否定できな
い。)、胸部Xp
評価不能
(~6/10の情報に
基づく(集計・専門
家評価対象期間
(~5/15)後に報
告された内容))
状態悪化

(~6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(~5/15)後に報告
された内容))

1599

1600

79歳

94歳





2021年7月10日

2022年2月5日

2021年8月20日

2022年3月27日

不明

FK7441

2回目

3回目

既往歴:高血圧症、2型糖尿病、腰
部脊柱管狭窄症
処方薬:ノボラピッド注、トレシーバ
注、アムロジピン、テネリア、ミグリ
トール
2回目接種41日後朝、自宅で倒れ救
急搬送。病院で死亡が確認された。
本屍には、溢血点発現、心臓内暗
赤色流動性血液の貯留、内臓諸臓
器のうっ血性変化といった、いわゆ 左室破裂による心嚢血腫
る急性死の所見を認める。左室に
は破裂創を認め、心嚢内に軟凝血
塊が貯留する。組織学的に、左室
の破裂部に出血及び好中球浸潤を
認める。死因に影響を及ぼす損傷
を認めず、中毒学的検査で異常を認
めない。したがって死因は急性心筋
梗塞に起因した左室破裂による心
嚢血腫と考える。
病歴:左肺がん、左肺がん放射線
治療後(2019年3月)、陳旧性心筋
梗塞、冠攣縮性狭心症、前立腺が
ん(経過観察)、高血圧、狭心症、前
立腺肥大、肺がん再発、過活動膀

併用薬:コニール、ニコランジル、ロ
サルタン、ロスバスタチン、ジルチア
ゼム、アセチルサリチル酸、タケル
ダ、ユリーフ、ベオーバ、タンドスピ
ロン
左肺癌放射線療後、肺癌再発にて 新生物進行
緩和フォロー中であった。
3回目接種翌日から、摂氏38度の発
熱が発現した。接種2日後、39度の
発熱及び咳嗽が発現した。SARSCov2-PCR検査(陰性)。接種3日
後、CTR X2g(当日のみ)、LVFX
500mg/5日、ロキソプロフェン60mg
3T/日とレバミピド100mg 3T/日が処
方された。解熱傾向があった。接種
4日後接種8日後、電話にて増悪な
いことを確認した。接種50日後、肺

心嚢内出血

急性心筋梗塞

心室破裂

解剖、CT、画像
診断(心嚢液貯
留、左血胸)

評価不能

(~6/10の情報に
基づく)
外傷性血胸

心嚢液貯留

状態悪化

SARS-Cov2-PCR
検査(陰性)、血液
不明
検査、血液培養、
胸部X線

235

注2

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