資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (219 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1523
1524
84歳
74歳
男
男
2022年2月22日
2022年2月24日
2022年3月5日
2022年2月26日
FL1839
FL7646
3回目
3回目
予診票での留意点は不明。肺結核
の既往疑い。他要因の可能性の有
無の項に、「僧帽弁閉鎖不全症」と
記載あり。
3回目接種3日後より全身倦怠、食
欲不振でほぼ寝たきり状態。接種10
日後に心不全疑いで紹介入院。循
環器科の精査で、心疾患の影響は
乏しく、肺疾患として内科紹介とな
る。気管支肺炎(汎血球減少、DIC、 気管支肺炎、汎血球減少症、播種
肝脾腫あり)として、SBT/PIPC、リコ 性血管内凝固、肝脾腫大、僧帽弁
モジュリン注開始。入院時、発作性 閉鎖不全症
心房細動を認めたため、ビソノテー
プ4mgで対応。午前中は食事摂取
可能、会話可能で特に変わりなく過
ごしていた。接種11日後、
SpO286%、努力様呼吸認めたた
め、酸素カヌラから酸素マスクへ変
更。SpO2100%。夜看護師訪室時に
呼吸停止しており、死亡確認。
予診票での留意点はなし
病歴:高血圧症、心房細動、糖尿
病、心不全、アルツハイマー型認知
症、フレイル、浮腫、食思不振
併用薬:イルアミクス、ハーフジゴキ
シン、ワーファリン、トラディアンス、
メトホルミン、フロセミド、スピロノラク
トン、メマンチン
不明
3回目接種翌日夜、布団からはい出
した形で寝ているところを家族が発
見した。救急車で搬送されたが、接
種2日後未明死亡。
専門家による評価【令和4年5月13日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
γ
ワクチン接種後10日目に入院し、入院時の診断で気管支
肺炎・汎血球減少・DIC・肝脾腫大とされ抗菌薬治療が開
始されていた。入院後3時間後に急激な呼吸状態の悪化
後に死亡が確認されている。死因についての報告がなく、
ワクチン後の全身倦怠は起こりうると考えられるが、その
後の肺炎発症が全身倦怠とどのように関連するかや肺炎
から種々の病態へと進行したことの関連性については情
報量が不足しており、情報不足と判定した。
専門家による評価【令和4年6月10日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
評価に用いた報告内容
資料番号
症例No
肺炎
汎血球減少症
播種性血管内凝固
不明
関連あり
有(僧帽弁閉鎖
不全症)
肝碑腫大
γ
ワクチン接種後10日目に入院し、入院時の診断で気管支
肺炎・汎血球減少・DIC・肝脾腫大とされ抗菌薬治療が開
始されていた。入院後3時間後に急激な呼吸状態の悪化
後に死亡が確認されている。死因についての報告がなく、
ワクチン後の全身倦怠は起こりうると考えられるが、その
後の肺炎発症が全身倦怠とどのように関連するかや肺炎
から種々の病態へと進行したことの関連性については情
報量が不足しており、情報不足と判定した。
-
※~5/13から変更なし。
僧帽弁閉鎖不全症
不明
不明
評価不能
「評価不能」と記
載。
γ
有(敗血症)
γ
(コメント無し)
※~4/13から変更なし。
γ
(コメント無し)
-
-
P. microsによる敗血症と考えられる。口腔内の常在嫌気
性菌であるが、口腔内の状況に関する記載はない。あえ
てワクチンと関連づける根拠に乏しい。
-
-
※~5/13から変更なし。
(~4/13の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(~3/20)後に報告
された内容))
1525
1526
65歳
73歳
男
男
2022年2月24日
2022年2月21日
2022年3月7日
2022年2月28日
FM3289
FM3289
3回目
3回目
予診票での留意点はなし
3回目接種後、夜間より発熱あり。
接種翌日発熱以外に訴えなかった
が、夕方に41℃、JCS300、ショック
状態となり救急搬送。来院時CTで
熱源ははっきりしないが右大脳の腫
脹、両側腸腰筋血腫の所見を認め
た。来院時採血ではWBC4700、
DIC、敗血症
Neu% 53%、プロカルシトニン0.28と
細菌感染を疑う所見に乏しく、
FDP68と異常高値を認めた。その
後、血液培養ではP.microsが検出さ
れ、抗生剤の感受性は問題なかっ
たが、DICの進行は止まらず、治療
の甲斐なく死亡された。
房室ブロック、ペースメーカー留置
後、慢性心房粗細動、慢性腎不全
(Cr.2.0、eEFR26.5)、高血圧、高尿
酸血症、陳旧性脳梗塞。
併用薬:ニカルジピン塩酸塩、ミコン
ビBP配合錠、バイアスピリン、ワー
ファリン、フェブリク、ドキサゾシン・メ
心疾患の発作による死亡と推定
シル酸塩
3回目接種8日後、寝室で倒れてい
た。
播種性血管内凝固
CT、血液検査、
血液培養
1527
85歳
女
2022年2月17日
2022年2月21日
不明
3回目
P. microsによる敗血症と考えられる。口腔内の常在嫌気
性菌であるが、口腔内の状況に関する記載はない。あえ
てワクチンと関連づける根拠に乏しい。
γ
※~4/13から変更なし。
※~5/13から変更なし。
敗血症
検視(脳脊髄液に
異常なし)、解剖
(心疾患の発作
(心障害))
心障害
(~4/13の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(~3/20)後に報告
された内容))
病歴:高血圧症、2型糖尿病、認知
症、逆流性食道炎、骨粗鬆症、肺癌
術後再発
併用薬:アルファカルシドール、アム
ロジピン、ランソプラゾール、ラロキ
シフェン、メトグルコ
内因性疾患(詳細不明)
3回目接種3日後、夕方より体調不
良が出現。接種4日後、昼頃に死亡
しているところを発見された。検案
施行され、内因性疾患(詳細不明)
による死亡が推定された。
関連あり
不明
(~4/13の情報に
基づく(集計・専門
家評価対象期間
(~3/20)後に報
告された内容))
検案
評価不能
不明
219
不明
不明
γ
γ
(コメント無し)
※~4/13から変更なし。
(コメント無し)
※~4/13から変更なし。
γ
γ
注2
コメント
(コメント無し)
-
-
-
-
※~5/13から変更なし。
(コメント無し)
※~5/13から変更なし。