報発信に取り組み、滞在期間の延長と消費単価の向上による、国立公園の価値
ある自然資源の保護と利用の好循環を実現する。
（環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室）
・また、国立公園や棚田地域、ジオパーク、ユネスコエコパーク等において自然

観光資源を活用した地域活性化を推進するため、魅力あるプログラムの開発、
ガイド等の人材育成などのエコツーリズム（ジオツーリズムを含む。）の活動
を支援する。
（文部科学省国際統括官付、環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室）

・また、東日本大震災からの復興に向けて東北太平洋沿岸に設定されたみちのく
潮風トレイルや全国に整備された長距離自然歩道等のロングトレイルの利用者
数の増加を目指して、ロングトレイルの管理水準の向上や魅力の発信を進め
る。
（環境省自然環境局国立公園課）

⒞産業遺産の活用
・国が設置・運営するインタープリテーション（展示）のための施設であり、産
業遺産に関する調査研究・人材育成・情報提供のための総合的な拠点となる産
業遺産情報センターにおいて、デジタル技術の活用の観点も積極的に取り入れ
つつ、「明治日本の産業革命遺産」をはじめとする地域の産業遺産に関する情
報を国内外に発信し、我が国の産業遺産の理解の増進を図るとともに、観光資
源として活用する。
（内閣官房産業遺産の世界遺産登録推進室、内閣府地方創生推進事務局）

⒟観光消費拡大等のための受入環境整備
・観光消費の拡大等に向けて、デジタル技術も活用しつつ、観光地におけるキャ
ッシュレス対応、無料 Wi-Fi 等の整備やサーモグラフィ設置等の感染症対策
等、観光客の受入環境整備を図り、「住んでよし、訪れてよし」の持続可能な
観光地域づくりを推進する。また、健全な民泊サービスの普及促進、質の高い
ガイド人材の育成・強化を通じた環境整備を図る。
・地方空港・港湾における CIQ（税関・出入国管理・検疫）を計画的に整備し、
諸手続・動線の円滑化を図ることで、国際線の就航促進や旅客航路の活用に取
り組み、安心して旅行を楽しめる環境を整備する。
・免税販売手続を行うことができる機能を有する自動販売機の導入促進等による
免税店の拡大を図る。また、Visit Japan Web を活用した更なる免税手続効率
化を推進する。
・訪日旅行での消費単価が高い高付加価値旅行者の誘客を見込める地域をモデル
観光地として 10 か所程度選定し、高付加価値な宿泊施設整備、観光資源の発
掘・磨き上げ、ガイド等の人材育成、海外セールス強化等を集中的に支援す
る。
（出入国在留管理庁総務課、財務省関税局総務課、厚生労働省健康局結核感染症課、医

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