デジタル田園都市国家構想基本方針(案) (144 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai8/gijisidai.html |
出典情報 | デジタル田園都市国家構想実現会議(第8回 6/1)《内閣官房》 |
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プレーンテキスト
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ピュータなど、様々な計算資源を、超分散処理や連合学習、秘密計算、光伝送
などの技術で、安全・安心につないだ次世代計算基盤を開発する。具体的に
は、先端半導体、量子、光電融合、コンピューティング及び様々な計算資源を
最適に制御する計算資源マネージャ等の技術開発等を進めていく。
(経済産業省商務情報政策局情報産業課)
⒞量子関連技術
・量子コンピュータ等の社会実装に必要な、デバイス製造・評価機能やアプリケ
ーション開発に利用できるテストベッド機能等を有するグローバル産業支援拠
点を産総研に構築する。
(経済産業省商務情報政策局情報産業課、産業技術環境局研究開発課)
⒟秘密計算技術
・データを暗号化したまま計算することができる秘密計算技術の実用化に向けた
研究開発を加速し、データ分析の高度化とプライバシー保護の両立を図る。
(経済産業省商務情報産業局サイバーセキュリティ課)
ⅱ研究デジタルインフラ
【具体的取組】
⒜世界最高水準の研究デジタルインフラの整備・活用による全国的な AI・デー
タ駆動型研究開発の推進及び基盤の整備
・地方を含めた全国の大学等における AI・データ駆動型研究開発を加速するた
め、マテリアル、ライフサイエンス、気候変動・レジリエンス、人文社会の分
野におけるユースケース形成(研究データプラットフォームの構築、先導的な
AI・データ駆動型研究開発の推進等)に係る取組を推進する。
・特に、気候変動・レジリエンス分野については、全国の大学等において、頻発
化・激甚化・広域化する災害等に対応するための複合災害や分野横断的な研究
開発を促進する、観測・予測データの共有・利活用のプラットフォーム形成等
を推進する。
・また、他分野を先導するマテリアルでは、全国 25 の大学等のネットワークの
下で良質なデータを取得可能な共用設備の高度化や、データ収集・管理体制、
AI 解析基盤の強化等を推進し、全国どこでもデータや AI 解析を利活用できる
環境を実現、脱炭素等に資するデータ駆動型研究開発を本格推進する。
・さらに、全国どこからでも様々な研究データとつながり、最先端の研究開発を
実施できる世界最高水準の研究デジタルインフラ(SINET 46、HPCI 47及びストレ
ージ)の整備と効果的な利用を促進する。
46 日本全国の大学、研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築、運用している情報通信ネットワー
ク。
47 革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラストラクチャ―: スーパーコンピュータ「富岳」と全国の大
学や研究機関に設置されたスーパーコンピュータやストレージを高速ネットワーク(SINET)で結んだ共用計算環境基盤。
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