デジタル田園都市国家構想基本方針(案) (78 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai8/gijisidai.html |
出典情報 | デジタル田園都市国家構想実現会議(第8回 6/1)《内閣官房》 |
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⒠医療情報連携に係る基盤整備
・レセプトに基づく情報を、患者や全国の医療機関等が確認できる仕組みについ
て、救急や災害時等の情報閲覧に対応するため、新たなシステム改修を行う。
また、ネットワークを介して診療情報のやり取りを行う場合のなりすましやデ
ータ改ざんを防止するため、保健医療福祉分野の国家資格を確認する体制を整
備する。
(厚生労働省医政局研究開発振興課)
⒡医療提供体制に係る情報収集の効率化
・全国の病院等・薬局を検索できる医療情報サイトについて、2024 年度の運用
開始に向けたテスト等を行う。また、G-MIS 30について、収集した情報を地方公
共団体等と迅速に情報共有を行うツールとして、引き続き活用する。さらに、
広域災害・救急医療情報システム(EMIS 31)について、2022 年度において、シン
グルサインオン 32への対応や、共通するデータ等について G-MIS と連携できる
よう必要な改修を行う。
(厚生労働省医政局総務課、地域医療計画課、医薬・生活衛生局総務課)
⒢遠隔医療等の推進
・遠隔手術支援ロボットシステムの実用化に資する研究及び遠隔手術に関するガ
イドラインの見直しを行う。
・急速な少子高齢化への対策に資する認知症対応型 AI・IoT システムの実証を推
進する。
・厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成 30 年3月策
定、令和元年7月一部改訂、令和4年1月一部改訂)の改訂を見据え、遠隔医
療の利用動向を再整理する。
・厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第 5.2 版」
(令和4年3月策定)を踏まえ、総務省及び経済産業省の「医療情報を取り扱
う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」(令
和2年8月策定)の改定検討を行う。
・ICT を活用して国民の健康増進に資する安心・安全な PHR 利活用を推進するた
め、民間 PHR 事業者団体における第三者認証等の検討に当たって必要な調査研
究を実施する。
(総務省情報流通行政局地域通信振興課デジタル企業行動室)
30 医療機関等情報支援システム(Gathering Medical Information System)。全国の医療機関から、病院の稼働状況、病床や医
療スタッフの状況、医療機器や医療資材の確保状況等を一元的に把握・支援する情報システム。
31 災害拠点病院をはじめとした医療機関、医療関係団体、消防機関、保健所、市町村等の間の情報ネットワーク化及び国、
都道府県間との広域情報ネットワーク化を図り、災害時における被災地内、被災地外における医療機関の稼働状況など、
災害医療に関わる情報を収集・提供し、被災地域での迅速かつ適切な医療・救護活動を支援することを目的としたシステ
ム。
32 一度の認証行為だけでシステムへアクセスできる機能。
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