デジタル田園都市国家構想基本方針(案) (107 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai8/gijisidai.html |
出典情報 | デジタル田園都市国家構想実現会議(第8回 6/1)《内閣官房》 |
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法等を活用して文化観光を全国各地で推進するための支援を実施する。
・景観計画、歴史的風致維持向上計画の策定を促進し、良好な景観を形成する
とともに地域固有の歴史・文化・風土を活かしたまちづくりを推進する。
・文化財の適正な周期による修理や、それに必要な技術者等への支援、材料・
用具等の確保、防災・防犯対策等の取組を計画的に行うなど「文化財の匠プ
ロジェクト」等の推進による文化資源の持続可能な保存と活用を促進する。
<文化施設による地域活性化>
・博物館法(昭和 26 年法律第 285 号)の改正を踏まえ、地域の博物館・美術
館等の国内外における交流・ネットワーク形成や各館におけるデジタルアー
カイブ等の取組への支援を行い、博物館・美術館等による地域活性化を推進
する。
・国立博物館・美術館におけるバーチャル展示手法の開発・グローバル発信や
国立劇場の再整備の推進等、国立文化施設の機能強化を推進する。
・文化施設における感染症対策・配信環境の整備や、地域における文化創造活
動の中核となる劇場・音楽堂等の取組への支援等を実施する。
・美術館等の美術品管理等の業務効率化及び美術品のトレイサビリティ確保を
進めるため、美術品 DX を推進する。
<地域の魅力ある文化芸術の国内外への発信>
・文化の力で日本社会全体の成長と底上げを図るため、デジタルコンテンツを
活用した発信やバーチャル体験等も含め 2025 年大阪・関西万博に向けて日
本の美と心を発信する大型プロジェクト「日本博 2.0」や芸術祭などの国際
文化芸術発信拠点の形成による国家ブランディングの強化、地方への誘客を
行う。
・地域の文化財等のデジタルアーカイブ化の促進や、国内外への発信強化に向
けた文化遺産オンライン構想を推進する。
(文化庁企画調整課、文化資源活用課、文化財第一課、文化財第二課、文化経済・国際
課、参事官(文化観光担当)
、参事官(文化創造担当)、国土交通省都市局公園緑地・景
観課景観・歴史文化環境整備室)
ⅴスポーツ・健康まちづくり
【具体的取組】
・2020 年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会を一過性の
イベントとして終わらせず、「日本らしいスポーツホスピタリティ」も取り入
れながら、以下のような取組により、「スポーツ・レガシー」として「スポー
ツ・健康まちづくり」に転化させ、スポーツを活用した特色あるまちづくりの
創出を全国で加速化させる。
・各地域の自然資源を活用したアウトドアスポーツやインバウンドニーズの高い
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