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提案書14(2601頁~2800頁) (150 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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術中筋弛緩モニタリング加算
メリット

術中筋弛緩モニタリングとは
神経を刺激して、筋の反応を、定量的モニターを用いて測定。
筋弛緩薬の効果の程度や、拮抗薬による回復の状態を、
経時的かつ客観的に評価。
測定方法としては、筋電図式、加速度感知式などがある。

測定方法と解釈
尺骨神経を刺激し、母指内転又は
小指外転筋の反応を測定するのが一般的。



適切な筋弛緩状態を確保



覚醒時の筋弛緩状態からの確実な回復



筋弛緩薬・拮抗薬の適切な使用
+②で → 医療費の削減




安全で良質な手術に寄与
周術期合併症が減少

日本麻酔科学会「安全な麻酔のためのモニター指針」
日本麻酔科学会「修正型電気痙攣療法(m-ECT)の管理について」
米国麻酔科学会、欧州麻酔科学会、カナダ麻酔科学会
米国麻酔科医会、フランス麻酔科学会等のガイドラインに規定

提案内容
一般的に、筋弛緩薬を使用するすべての患者に、筋弛緩モニターを
使用することが望ましいが、以下の患者については、特にその必要性が
高いため、今回の提案とする

全身麻酔の入眠後から、全身麻酔の間、定期的に測定
麻酔から覚醒する際には、モニタリングの結果をもとに
筋弛緩薬の拮抗薬の投与の要否や量、
筋弛緩状態から十分に回復していることを確認
画像はUp To Dateより

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1.患者要件
(1)高齢者
(2)極端な体格(高度肥満/るいそう)
(3)肝機能低下・腎機能低下
(4)神経筋疾患の患者
2.術式要件
(1)ロボット支援手術
(2)精神科電気痙攣療法(全身麻酔による)