提案書14(2601頁~2800頁) (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
369102
減量・代謝改善手術周術期管理加算
日本肥満症治療学会
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
18消化器外科
06糖尿病内科
関連する診療科(2つまで)
21精神科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記 提案当時の医療技術名
載する
令和4年度
減量・代謝改善手術周術期管理加算
追加のエビデンスの有無
有
提案される医療技術の概要
(200字以内)
肥満外科手術(減量・代謝改善手術)を受ける肥満症患者は糖尿病、高血圧などの合併症や精神疾患を高率に合併し、多職種
からなるチームアプローチで周術期管理を行う必要があることが、日米や国際的なガイドラインに示されている(資料1,2,3
※)。さらに手術時の搬送、体位、術後の移動など、通常の手術に比較し、その周術期管理に通常よりも人的、設備的な準
備と労力を必要とするため(資料4)、加算(管理料)を要望する。
文字数: 200
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
高度肥満症と一部の中等度肥満症
わが国では3,500例以上の肥満外科手術が施行され、良好な減量効果と代謝改善効果が報告されている(資料5)。また近年、
年間1,000例程度行われるようになっている。肥満外科手術を受ける肥満症患者は糖尿病、心疾患などの合併症や精神疾患
を高率に合併し、多職種からなるチームアプローチで周術期管理(カンファ含む)を行う必要がある(資料1、2、3※)。また
手術時の搬送、体位、術後の移動など、通常の手術に比較しその周術期管理に通常よりも人的、設備的な準備と労力を必要
とする(資料4)。加算により人材の確保や設備の準備がより可能となり、チームアプローチが推進され、周術期の患者の安
全性が向上すると考えられる。
文字数: 299
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
BMI35以上の糖尿病、高血圧症、脂質異常症又は閉塞性睡眠時無呼吸症候群のうち1つ以上を合併している肥満症患者、なら
びにBMI32-34.9のHbA1c≧8.0%の糖尿病、コントロール不良の高血圧症、脂質異常症又は重症の閉塞性睡眠時無呼吸症候群
のうち2つ以上を合併している肥満症患者。
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
腹腔鏡下スリーブ状胃切除術などの肥満外科手術(減量・代謝改善手術)を受ける患者に対するカンファレンスを含めるチー
ムアプローチに対する周術期管理加算(管理料)。
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
区分
L
番号
医療技術名
L008 4 イ
マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔(腹腔鏡を用いた手術の麻酔困難な患者)
既存の治療法・検査法等の内容
腹腔鏡を用いた手術の厚生労働大臣が定める麻酔が困難な患者としてBMIが35以上の患者が含まれており、+2,520点となっ
ている。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
研究結果
加算により人材の確保や設備の準備がより可能となり、カンファレンスを通じたチームアプローチが推進され、周術期の患
者の安全性が向上する。
専門家の意見
6
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)
日米や国際的なガイドラインでは、肥満外科手術を行うに当たっ
ては、多職種からなるチームアプローチが推奨されている(資料
1,2,3※)。
年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)
※患者数及び実施回数の推定根拠等
1,000人
1,000回
2022年にわが国では腹腔鏡下肥満外科手術が985例施行された。
⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
減量・代謝改善外科手術に対する多職種からなるチームアプローチは常識的なことになっており、日本肥満症治療学会の肥
満症外科手術認定施設の申請資格の1つにもなっている。
⑥普及性
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