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提案書14(2601頁~2800頁) (174 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

376201

眼底カメラ撮影 広角眼底撮影加算の適応拡大

日本網膜硝子体学会

【技術の概要】

糖尿病網膜症の症例

広角眼底撮影装置を用い通常の眼底カメラに比べ広範囲の眼底を
観察・撮影する技術。
従前の眼底カメラによる撮影では、捉えられることが困難だった網
膜周辺部(赤道部)の出血・裂孔などが観察・撮影できる。

【対象疾患】
糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、コーツ病、網膜剥離、網膜裂孔、増
殖性硝子体網膜症患者への適応拡大(カラー撮影)
対象患者数:
71,800人
医療費への影響:71,800人×3回/年×100点=215,400,000円

従来の眼底カメラの撮影範囲

【既存の検査法の比較】

糖尿病網膜症・網膜剥離などの網膜疾患の網膜周辺部における病変
を早期発見でき、重篤化する前の早期治療が期待できる。
カラー眼底撮影は、糖尿病網膜症診療の基本である眼底検査の結果
を客観性と再現性をもって、保存することが可能である。超広角走査
レーザー検眼鏡は、眼底周辺の所見、記録を一度の撮影で行うことが
でき有用である。〔糖尿病網膜症ガイドライン〕
【診療報酬上の取扱い】
現適応:
D検査 256 1 眼底カメラ撮影 広角眼底撮影加算(100点)
ア)3歳未満の未熟児網膜症、網膜芽細胞腫又は網膜変性疾患
が疑われる患者
イ)糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症又はコーツ病患者に対する蛍
光眼底法
2774

出血
網膜裂孔の症例

裂孔

従来の眼底カメラの撮影範囲