提案書14(2601頁~2800頁) (165 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
376102
眼底直視下微小視野検査(片側)
日本網膜硝子体学会
26眼科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記 提案当時の医療技術名
載する
令和4年度
眼底直視下微小視野検査(片側)
有
追加のエビデンスの有無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
網膜上にあらかじめ設定された検査点での網膜感度を自動的に計測し、眼底像に重ね合わせた網膜感度のマップ表示を行う。
目の動きに合わせて自動的にトラッキングすることにより、検査の信頼性や再現性に優れ、患者の自覚により近い視機能評価
を行うことができる。種々の眼底疾患の治療効果判定や病態解明に有用であり、黄斑疾患で新たなエビデンスが報告されてい
る。
文字数: 170
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜色素変性、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔、黄斑前膜、黄斑ジストロフィ
視機能評価として一般的には視力検査を行うが、視力だけでは患者の訴える見え方の本来の評価が行えなくなってきている。
本検査は従来の自動視野計測に比べ、眼底直視下での計測が可能で眼球の動きにも自動的に追従可能であり同一部位を正確に
検査できる。そのため網膜感度計測の信頼性と再現性に優れている。特に黄斑病変の診療には不可欠なもので、病態の進行を
正確にとらえられることから治療の方針が的確に行えるため、保険収載の必要性があると考えられる。
文字数: 217
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜色素変性、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔、黄斑前膜、黄斑ジストロフィ
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
眼底カメラと自動視野計を組み合わせることにより、網膜上にあらかじめ設定された検査点を自動的に計測し、眼底像に重ね
合わせた網膜感度の数値およびマップ表示を行う。通常、患者1人につき年2回程度の検査を実施する。
区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
D
番号
医療技術名
D260 2
静的量的視野検査
既存の治療法・検査法等の内容
自動視野計では視野の中のある検査点での網膜感度を測定できるが、その検査点が網膜のどの部分に対応しているかが不明で
あり、網膜画像と組み合わせることができない。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
研究結果
網膜上の検査点での網膜感度を自動的に計測し、眼底像に重ね合わせた網膜感度のマップ表示が行える。視力検査が網膜の中
心のみの感度の評価であるのに対して、患者の自覚により近い視機能評価を行うことができる。種々の眼底疾患の治療効果判
定や病態解明に有用である。
5
ガイドライン等での位置づけ
⑥普及性
近年様々な治療法(医薬品、手術法等)の登場により従来の視力評価だけでは不十分と考えられつつある。既存の静的視野計
側では眼底像との対比が困難であり固視ずれに対応していないため、網膜疾患への応用が困難である。本検査法ではこのよう
な問題点がすべて解決されており、より正確な網膜視機能の評価、治療の効果判定及び治療方針の決定が行える。
年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)
※患者数及び実施回数の推定根拠等
ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等の改
訂の見込み等を記載する。)
4,500
9,000
本検査機器の普及は5%の医療機関と推定され、年間対象患者数は4,500人、年2回の検査が行われるので、年間実施回数は
9,000回と推定される。
2765