提案書14(2601頁~2800頁) (82 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【技術の概要】
・外陰がん対して病変周囲粘膜下4ヶ所に
放射性同位元素あるいは色素を局所注射し、
センチネルリンパ節を同定する。術中診断
でセンチネルリンパ節に転移なければ系統
郭清の省略が可能となる。
【対象疾患】
・外陰がん
2018年度の日本産科婦人科学会腫瘍委員
会の患者年報によると222例の外陰がんが
登録され、リンパ節転移のないⅠ期とⅡ期
は129例、外陰切除術が行なわれた症例が
123例であったため、年間対象患者数は約
100人と考えられる。
鼠径リンパ節
センチネル
リンパ節
生検
鼠径部の
創部切開が小さい
リンパ節
郭清
術後下肢
リンパ浮腫
【既存の治療法との比較】
【診療報酬上の取扱】
・欧米のガイドラインに記載されており、 ・K手術
世界的に広く行われている。
・5,000点
・リンパ節郭清を行うと創部離開が約34%、 (K007 皮膚悪性腫瘍切除術においてセンチネルリ
下肢浮腫が約25%、蜂窩織炎が約21%に起
ンパ節生検を併せて行った場合、センチネルリンパ
こるが、センチネルリンパ節生検ではそれ 節加算として、5,000 点を所定点数に加算するが、
ぞれ約12%、約2%、約5%と有意に少ない。 同等の手術と考えられるため。)
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