提案書14(2601頁~2800頁) (161 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)
5,000
5,000
※患者数及び実施回数の推定根拠等
2021年の硝子体手術件数が14万3,100件(社会医療診療行為別統計)と報告されている。3次元画像システムは全国で136
台、術中OCTは78台が導入されている。全国での眼科手術施設が5,000ヶ所、大学病院などは手術顕微鏡を2台以上所有して
いるとすると手術顕微鏡は全国で5,500台と推定される。3次元画像システムの普及率が2.5%、術中OCTが1.4%で、両者を併
用している場合もあり、普及率は3.5%前後と推測され、年間5,000件の実施回数を推定する。
⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
網膜硝子体手術における3D次元画像システムと術中OCTの有用性については学会のコンセンサスが得られている。
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体制 標榜科が眼科であること。
等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門性 日本眼科学会が認定する眼科専門医がいること。
や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の要 特になし
件)
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
手術顕微鏡に搭載する装置であり、安全性が高い。
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
特になし
D
妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠
2,000点(20,000円)
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):加算する術式での費用は355,810-1,485,390円
外保連試案2022掲載ページ:122-123
外保連試案ID(連番):S83-0131900,S91-0132100,82-0131800,S91-0132200,S82-0132300,S81-0131300,S82-0130900の術式
に加算
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:2 その他:0 所要時間(分):90分 [S83-0131900]
------------------------------------------------------------------(ここまで)
3D次元画像システムは手術顕微鏡の画像をビデオカメラで取り込み大きな3Dモニターで映し出して手術が行える。手術画像
を大きな画面で拡大して観察でき、低照度での手術が可能で網膜への光毒性を軽減できる。術中OCT(光干渉断層計)は手術
顕微鏡にOCTを内蔵した装置で、術中に角膜や網膜などの組織の光学的断層像が得られ、術中の治療方針を決めるガイドに
なる。3D次元画像システムでは手術環境に合わせて設定をコントロールするため従来の手術に加えて技師が1名必要であ
る。硝子体手術で使用される眼科用3次元映像システムはアルコン社の3DビジュアルシステムNgenuityが1,700万円、OCT付
き手術顕微鏡がZeiss社製Rescan700はOCT非搭載のLumera700に比べて2,000万円程高額となる。
区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
区分をリストから選択
番号
技術名
特になし
特になし
具体的な内容
特になし
プラスマイナス
予想影響額(円)
100,000,000
その根拠
備考
特になし
増(+)
2,000点×5,000件×10円=100,000,000円
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
3DビジュアルシステムNgenuity、デジタル手術顕微鏡Artevo800、術中OCT搭載手術顕微鏡Rescan700、術中OCT搭載手術顕微
器又は体外診断薬
鏡Provio8
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
2)調べたが収載を確認できない
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
特になし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
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