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提案書14(2601頁~2800頁) (152 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体制 特になし
等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門性 特になし
や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の要 特になし
件)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

ほとんど副作用はなく安全であるが、ごく稀に前額部脳波電極シール装着部の皮膚障害の可能性がある。
従来技術の多誘導脳波は頭部全体に及ぶ可能性があり、それよりは小範囲にとどまる。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし


妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

498
外保連試案費用(材料等):4,984円(BISモニター等麻酔モニター単価1,184円+BISモニター等電極3,800円)
外保連試案2022掲載ページ:申請承認済み
外保連試案ID(連番):掲載予定
技術度:特殊状況 術中脳波麻酔深度モニタリング エ-11 麻酔係数増分 0.2

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額



番号
技術名

214
脈波図、心機図、ポリグラフ検査

具体的な内容

術中脳波麻酔モニタリングを8誘導未満の脳波としてD214「脈波図、心機図、ポリグラフ検査」点で算定する場合があるが、その割合はL008「マスク又は気管内挿
管による閉鎖循環式全身麻酔」で脳波麻酔モニタリングを行なったうちの24%であった。(日本麻酔科学会アンケート調査)
提案される技術の保険収載に伴い減少すると予想される医療費
L008の麻酔件数(年間2,382,564件)×0.24×60(D214の1検査の場合60点)×10=343,089,216 円 (削減される費用)

プラスマイナス
予想影響額(円)
その根拠
備考

増(+)
1,812,812,544



診療報酬点数×10×年間対象患者数×実施回数=498×10×432,912×1=2,155,901,760

円(新技術の費用)

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
BISモニタリングシステム(認証番号 303ACBZX00021000)、BISクワトロセンサ(届出番号 13B1X00069AS005A)、マシモSedLineモジュール(認証番
器又は体外診断薬
号:226ADBZX00069000)、RD SedLine EEGセンサ(届出番号:13B1X10223000048)
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

d. 届出はしていない
特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
⑯参考文献1

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

特になし

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

安全な麻酔のためのモニター指針
日本麻酔科学会 安全委員会
2019年3月改訂第4回(初出 1993年4月作成)
脳波モニターは必要に応じて装着すること

1)名称

Bispectral index for improving intraoperative awareness and early postoperative recovery in adults(Review)

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

Lewis SR, Pritchard MW, Fawcett LJ, Punjasawadadwong Y
Cochrane Database of Systemativ Reviews 2019, 1-137ページ
BISガイド下麻酔は術中覚醒リスクを低減するが、術中覚醒の発生率自体が低く、確度の低いエビデンスにとどまる。

1)名称

Intravenous versus inhalational maintenance of anaesthsia for postoperative cognitive outcomes in elderly people undergoing non-cardiac surgery
(Review)

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Miller D, Lewis SR, Pritchard MW, et al.
Cochrane Database of Systemativ Reviews 2018年, 1-117ページ
TIVAによる麻酔維持が術後認知機能障害を減少させるが、確度の低いエビデンスにとどまる。
Fourth Consensus Guidelines for the Management of Postoperative Nausea and Vomiting

4)概要

PONVを予防するには吸入麻酔を避け、TIVAを基本的な麻酔維持方法とする。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

MEPモニタリング時の麻酔管理のためのプラクティカルガイド 2022(日本麻酔科学会)
日本麻酔科学会
MEPモニタリング時の麻酔管理のためのプラクティカルガイド 2022(日本麻酔科学会)2018年11月、12-14ページ

4)概要

鎮静薬はプロポフォールによる静脈麻酔を第一選択とする。麻酔薬は濃度依存性にMEPを減衰させるため、麻酔深度モニターや呼気麻酔薬濃度によって麻酔深度を
一定に保つ。

Gan TJ, Belani KG, Bergese A , et al.
Anesth and Analg, 2020年,131巻, 411-48ページ

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研究者等の名称
を記載すること。

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