提案書14(2601頁~2800頁) (85 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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特になし
品、医療機器又は体外診断薬
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
⑭参考文献1
⑭参考文献2
1)名称
不整脈非薬物治療ガイドライン(日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン2018年改訂版)
2)著者
栗田隆志、野上昭彦 ほか
3)雑誌名、年、月、号、ページ
ホームページ公開
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami.pdf
4)概要
高度の左房拡大や左室機能低下を認めず、薬物治療抵抗性の症候性発作性心房細動に対しては、推奨クラスIでカテーテルアブレーション治療
が奨められる。また、症候性再発性発作性心房細動に対する第一選択治療、症候性持続性心房細動に対してはクラスIIa、症候性長期持続性、
無症候性再発性発作性、無症候性持続性心房細動はクラスIIbでアブレーション治療が推奨されている。
1)名称
The Japanese Catheter Ablation Registry (J-AB): Annual Report in 2020.
2)著者
Kusano K, Yamane T, Inoue K, Takegami M, Nakao YM, Nakai M, Kanaoka K, Tonegawa-Kuji R, Miyamoto K, Iwasaki YK, Takatsuki S, Nakamura
K, Iwanaga Y, Shimizu W; J-AB registry Investigators.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Arrhythmia 2022;38:675-681.
4)概要
J-ABは我が国の不整脈アブレーション治療の全例登録を目指して開始された学会主導レジストリであり、2020年には84591例が466施設から登
録され、心房細動は74.8%を占めていた。合併症は2.35%で報告され、出血が0.92%, 心タンポナーデが0.58%、塞栓症が0.17%、心原性死亡が0.06%
に観察された。
1)名称
Effect of Catheter Ablation vs Antiarrhythmic Drug Therapy on Mortality, Stroke, Bleeding, and Cardiac Arrest Among Patients with Atrial
Fibrillation: The CABANA Randomized Clinical Trial.
2)著者
Packer DL, Mark DB, Robb RA, et al.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
JAMA 2019;321:1261-1274
4)概要
心房細動に対するアブレーション治療と薬物治療(抗不整脈薬治療)の効果RCTで比較した大規模研究。Intensio to Treat解析ではアブレーショ
ンの方が洞調律維持率は高いものの全死亡および心血管性入院に有意差はなかったが、Per Protocol解析では12ヶ月後の患者予後にはアブ
レーション施行群で有意な改善が認められた。
1)名称
Cost-Effectiveness of Catheter Ablation Versus Antiarrhythmic Drug Therapy in Atrial Fibrillation: The CABANA Randomized Clinical Trial.
2)著者
Chew DS, Li Y, Cowper PA, et al.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Circulaton 2022;146:535-547.
4)概要
CABANA研究におけるアブレーションの費用対効果を薬物治療と比較解析した結果、増分費用効果比(ICER)は57,893ドルであり閾値100,000ド
ルを下回ることから、費用対効果比に優れると評価された。
1)名称
日本における心房細動アブレーション治療の費用対効果評価:心房細動アブレーション治療の標準化・適正化のための全例登録調査研究
(19FA1601)分担研究報告書
2)著者
森脇健介
3)雑誌名、年、月、号、ページ
令和3年度厚生労働科学研究費補助金報告書(代表者:山根禎一):厚生労働科学研究成果データベース
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/156640
4)概要
日本の心房細動アブレーションの費用対効果を保存的薬物治療と比較した研究。基本分析の結果、アブレーション群の増分費用と増分効果はそ
れぞれ-389万円、0.136QALYとなり、薬物治療と比してDominant(優位)であることが判明した。確率的感度分析の結果では、アブレーション群の
ICERが閾値500万円/QALYを満たす確率は94.3%と推定された。アブレーション治療が薬物治療に比して費用対効果に優れる可能性が示唆され
た。
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関
連団体や研究者等の名称を記載すること。
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