提案書14(2601頁~2800頁) (166 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
学会においては、各種の網膜疾患における有用性が注目されている。本検査はほとんどすべての操作が自動で行われるが、測
定条件の設定や結果の解釈には専門医相当の技術を要する。
標榜科が眼科であること。
日本眼科学会が認定する眼科専門医がいること。
特になし
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
非侵襲的検査であり、副作用等のリスクは想定されず安全性は極めて高い。
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題なし
D
妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠
1,708
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):17,080円
外保連試案2022掲載ページ:356-357
外保連試案ID(連番):E61-1-0390
技術度:C 医師(術者含む):1 看護師:0 その他:1 所要時間(分):20
------------------------------------------------------------------(ここまで)
眼底カメラと自動視野計を組み合わせることにより、網膜上にあらかじめ設定された検査点を自動的に計測し、眼底像に重ね
合わせた網膜感度の数値およびマップ表示を行う眼底直視下微小視野検査(片側)を新規に提案する。目の動きに合わせて自
動的にトラッキングすることにより、検査の信頼性や再現性に優れ、患者の自覚により近い視機能評価を行うことができる。
種々の眼底疾患の治療効果判定や病態解明に有用であり、黄斑疾患で新たなエビデンスが報告されている。病態の進行を正確
にとらえられることから治療の方針が的確に行えるため、保険収載の必要性があると考えられる。
区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
区分をリストから選択
番号
技術名
特になし
特になし
具体的な内容
特になし
プラスマイナス
予想影響額(円)
153,720,000
その根拠
備考
特になし
増(+)
1,708点×9,000回×10円=153,720,000円
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
(眼底視野・眼撮影装置)マイクロぺリメーターMP-3
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
3)調べていない
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
特になし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
The use of microperimetry in assessing visual function in age-related macular degeneration.
Cassels, Nicola K 1 ; Wild, John M 2 ; Margrain, Tom H 1 ; Chong, Victor 3 ; Acton, Jennifer H 1
Surv Ophthalmol 2018 63巻-1号 P40-55 2018
4)概要
マイクロペリメトリーは、加齢黄斑変性症(AMD)の視覚機能を評価するための新しい手法である。従来の視野検査と比較し
て、眼底画像と合わせて結果表示をおこない、固視不良眼に対して刺激位置を補正するためのアイトラッキングシステムを搭
載していることで正確に検査結果を提示できる。 AMDの視覚機能の評価をマイクロペリメトリーの52の論文から評価した。病
態の進行度、構造イメージング結果、他の視覚機能検査との比較、および医学的療法の有効性の評価に関連してマイクロペリ
メトリーとAMDについて説明している。 AMDの機能評価にマイクロペリメトリーを使用した結果は有用であった。良好な視力
を維持しているにもかかわらず、エリプソイドゾーンおよび網膜色素上皮の欠損は明らかに視機能感度の低下と関連してい
る。視覚感度の低下は初期のAMDにおける網膜形態変化や脈絡膜血管新生における網膜全体の変化に関連している。
⑯参考文献1
2766