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資料4 中期目標期間実績評価書(案) (109 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
主務大臣による評価

法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

主な評価指標

業務実績

自己評価

このほか、健全な勤務環境の実現を目的として、ハラスメントの防止及び排除は監督者の責務であ
ることを改めて周知し、ハラスメント防止に関するポスターの提供を行い院内におけるハラスメント
相談窓口の職員への周知を各病院に徹底させることにより、ハラスメント被害に悩む職員を見逃さな
い体制を強化した。
《医師の勤務負担軽減等のための取組》
医師の休日・時間外労働の短縮を図ることを目的として、各病院の年間 960 時間を超えて時間外労
働をしている医師を特定するなど医師の時間外労働の実態把握することに加えて、令和3年度以降、
令和6年度から適用される特例水準の指定申請を行わない予定の病院も含め、医師の労働時間短縮計
画の作成を全病院に指示し、計画の作成を通じてタスクシフトや意識改革を促す取組をしているとこ
ろ。
また、病院における勤務時間管理の運用の徹底及び医師の長時間労働の是正に向け、職員の研鑽に
係る時間や白衣・制服等への更衣に係る時間など、労働時間該当性の判断が特に困難と思われる活動
について、判断にあたっての考え方を改めて整理し周知を行い、勤務時間管理がより厳密なものとな
るよう体制を整えた。
さらに、厚生労働省医師等医療従事者働き方改革推進室担当者、医療勤務環境改善支援センターの
アドバイザーでもある社会保険労務士や日本医師事務作業補助者協会の理事長を招聘し、医師の働き
方改革をテーマとして、医師の働き方改革関連制度の最新の情報やタスクシフトなどに関する説明会
や意見交換会を複数回にわたって行うなど、繰り返し意識改革を促した結果、休日・時間外労働が 960
時間を超える医師の人数は、令和元年度との比較で半数近くまで減少させることができている。
なお、令和5年度と令和4年度との比較において、休日・時間外労働が 960 時間を超える医師の人
数は、令和4年度の 85 人(13 病院)から4人(2病院)増の 89 人(15 病院)となった。
引き続き、各病院で作成された医師の労働時間短縮計画に基づくタスクシフトや意識改革等の具体
的な取り組みについて、確実な実施を促していくこととする。
【960 時間超の医師数】
実人数

元年度

2年度

3年度

4年度

5年度

164 人

134 人

122 人

85 人

89 人

これら説明会や意見交換においては、労働基準監督署における宿日直許可基準の明確化を趣旨とし
た労働基準監督局長による通達に関する説明を行い、宿日直の許可は、一つの病院において、診療科、
職種、時間帯、業務の種類等のそれぞれで取得することが可能である旨を周知するなど、宿日直の取
得を改めて促しており、宿日直許可を得ている病院数は毎年増加している。

108

(見込評価)

(期間実績評価)

評定

評定