よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 中期目標期間実績評価書(案) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
主務大臣による評価

法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画


主な評価指標

在 宅 療 養 <主な定量的指標>
支援の推進

訪問看護ス
テーションの

業務実績

自己評価

(2) 在宅療養支援の推進

中期計画の目標

《訪問看護》(P51 再掲)

を達成した。

〇在宅療養支援

(見込評価)

(期間実績評価)

評定

評定

かし、地域包括支援セ
ンターを受託するな

訪 問看 護ス 重症者の受入

訪問看護ステーションにおいては、地域における医療依存度の高い在宅療養者や要介護高齢者の

ど自治体等と十分に

テ ー シ ョ ン に 数が 1 万 3,000

在宅療養を支援する訪問看護や在宅での看取りのニーズに応えるため、平成 30 年度の 30 施設から

連携しながら、高齢社

おいて、重症者 人以上

令和5年度時点では、新たに 10 施設で訪問看護を開始した。そのうち機能強化型ステーションが

会に対応した地域包

(末期悪性腫

11 施設(対平成 30 年度比+3 施設)となり、在宅療養支援の要となる役割を遂行した。

括ケアを強力に推進

瘍、神経難病、 地域の医療・介

重症者・小児の受入れ、ターミナルケア(在宅での看取り)の推進及び併設病院の関係部署との

医療機器の装 護従事者への

連携や地域のクリニックや居宅介護支援事業所等との連携により、平成 30 年度の訪問延回数の

着、精神科重症 研 修 に つ い て

158,235 回から、令和5年度には 192,958 回(対平成 30 年度比+34,723 件)と増加した。重症者

以上に加え、当該評

患者等)の受入 は後述

受入数についても平成 30 年度 10,118 人から、令和5年度には 14,811 回(対平成 30 年度比+4,693

価項目の難易度が高

れや休日や時

件)と増加し、令和5年度の年度計画の目標値(13,000 人)を大きく上回っている。

いことから、評定を一

していることも評価
に値する。

間 外 に お け る <その他の指標>

在宅での看取りを希望する利用者が増加したことから、ターミナルケア加算を算定している施設

段階引き上げること

利 用 者 及 び そ 30 年度実績値

数は平成 30 年度 28 施設から令和5年度時点では 35 施設と増加し、算定件数も令和5年度時点で

について考慮し、当該

の家族等から

357 件(対平成 30 年度比+104 件)と増加しており、在宅医療を推進するため、自宅での介護や看

項目の評価を「A」と

の 電 話 等 に よ <評価の視点>

取りのニーズを踏まえたターミナルケアを実施した。

する。

訪問看護ス

また、休日、時間外における体制を整備し、令和5年度時点で、24 時間対応体制加算は 7,094 件

に対応する体 テーションの

(対平成 30 年度比+1,918 件)、緊急時訪問看護加算は 19,232 件(対平成 30 年度比+4,959 件)

制を充実・強化 重 症 者 の 受 入

と大幅な増加となった。

る相談に適切

する。

数について、年

さらに、令和5年度時点で、11 施設において訪問看護ステーションに特定行為研修を修了した看

また、訪問看護 度 計 画 に 掲 げ

護師 15 人を配置し、手順書による褥瘡の壊死組織の除去やインスリン投与量の調整による血糖コ

に関わる人材 る目標を達成

ントロール、脱水症状に対する補液等を実施した。医師の指示を待たず看護師が訪問時の状況に応

の育成、地域住 しているか

じて適切に対応し、在宅療養が継続できるよう支援した。

民の相談支援、
地域の他の医
療機関等との
連携などの地
域支援を通し、
地域の在宅療
養を支える中
心的役割を担
う。

〇新型コロナウイルス感染症への対応
令和3年度からの感染拡大により、医療が逼迫する中で在宅療養支援を継続するため、地域の感
染状況等に応じて、PPE を着用した訪問看護など感染対策に取り組んだ。
また、令和3・4・5年度では 34 施設が陽性者 459 件、疑似症患者 2,138 件、濃厚接触者 551
件の訪問を実施した。
その他、33 施設が自治体の委託等により、電話等による陽性者等の健康観察を 2,565 件実施し
た。

57