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資料4 中期目標期間実績評価書(案) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.中期目標期間の業務に係る目標、計画、業務実績、中期目標期間評価に係る自己評価及び主務大臣による評価
主務大臣による評価

法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

主な評価指標
訪問看護体制
や在宅療養患者
の受入体制強化

業務実績
《訪問看護》
〇在宅療養支援

自己評価

(見込評価)

(期間実績評価)

中期計画の

評定

評定

目標を達成

訪問看護ステーションにおいては、地域における医療依存度の高い在宅療養者や要介護高齢者の在宅療養 した。

など、在宅医療

を支援する訪問看護や在宅での看取りのニーズに応えるため、平成 30 年度の 30 施設から令和5年度時点で

への支援に取り

は、新たに 10 施設で訪問看護を開始した。そのうち機能強化型ステーションが 11 施設(対平成 30 年度比+3

組んでいるか

施設)となり、在宅療養支援の要となる役割を遂行した。
重症者・小児の受入れ、ターミナルケア(在宅での看取り)の推進及び併設病院の関係部署との連携や地域
のクリニックや居宅介護支援事業所等との連携により、平成 30 年度の訪問延回数の 158,235 回から、令和5
年度には 192,958 回(対平成 30 年度比+34,723 回)と増加した。重症者受入数についても平成 30 年度 10,118
人から、令和5年度には 14,811 人(対平成 30 年度比+4,693 人)と増加し、令和5年度の年度計画の目標値
(13,000 人)を大きく上回っている。
在宅での看取りを希望する利用者が増加したことから、ターミナルケア加算を算定している施設数は平成
30 年度 28 施設から令和5年度時点では 35 施設と増加し、算定件数も令和5年度時点で 357 件(対平成 30
年度比+104 件)と増加しており、在宅医療を推進するため、自宅での介護や看取りのニーズを踏まえたター
ミナルケアを実施した。
また、休日、時間外における体制を整備し、令和5年度時点で、24 時間対応体制加算は 7,094 件(対平成
30 年度比+1,918 件)、緊急時訪問看護加算は 19,232 件(対平成 30 年度比+4,959 件)と大幅な増加となっ
た。
さらに、令和5年度時点で、11 施設において訪問看護ステーションに特定行為研修を修了した看護師 15 人
を配置し、手順書による褥瘡の壊死組織の除去やインスリン投与量の調整による血糖コントロール、脱水症状
に対する補液等を実施した。医師の指示を待たず看護師が訪問時の状況に応じて適切に対応し、在宅療養が継
続できるよう支援した。
〇新型コロナウイルス感染症への対応
令和3年度からの感染拡大により、医療が逼迫する中で在宅療養支援を継続するため、地域の感染状況等に
応じて、PPE を着用した訪問看護など感染対策に取り組んだ。
また、令和3・4・5年度では 34 施設が陽性者 459 件、疑似症患者 2,138 件、濃厚接触者 551 件の訪問を
実施した。
その他、33 施設が自治体の委託等により、電話等による陽性者等の健康観察を 2,565 件実施した。

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